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東京さって所は本当に便利だ。どこへ行くにも電車で簡単に移動出来るし、
行き方の路線も大体は幾つかの選択肢から選べる。
例えば築地からとうきょうスカイツリーに行こうとすると、東京メトロ
日比谷線で上野に出て、銀座線に乗換え浅草に行き、東武線の
スカイツリーラインでとうきょうスカイツリーと言う行き方も有れば、
日比谷線で人形町に出て、浅草線に乗換え、押上まで行き、都バスで
とうきょうスカイツリーって方法もある。車なんぞ無くても全然困らない
だろう。
まぁそんな訳で、お上りさんとなったオレは東京スカイツリーにやって来た。
実を言えばオレの両親はこのスカイツリーのすぐ側の寺に入っているのだが、
法事などで何度も来ていても、いつも見上げるだけで上がった事は無かった。
つーか、そもそもオレは高い所が苦手なのだ。
しかし生きてる内に一度は来たいと思っていたのも事実だ。それにしても地上
340メートルの展望デッキと同じく450メートルの展望回廊のペアチケットが
当日券だと3400円もする!悪いがそんなには払いたくない。
そう思いネットで情報を漁っていると、リロプレミアクーポン ってサイトで
前売りの電子チケットを買えば1980円で入れると言うので購入しておいた。
実に1420円もお得だ。
スカイツリーの東芝製超高速エレベーターは分速600メートルを誇り、340
メートルの展望デッキまでオレを50秒で運んでくれる。
扉が開くとAGC製12ミリの強化ガラスを4枚重ねた窓から340メートル下の
下界を見下ろす目も眩む様な景色が.....アレっ見えない。
高い銭を払って上がって来たが、生憎の曇天で展望デッキの周りは白いガスに
覆われていた。
まぁいい。高所恐怖症のオレに取っては、却って有難い状況だ。回廊の壁には
ちょうど開催されていたイベントで、アニメ青空の大冒険のキャラが描かれている。
ヒャッホー!オレも推しキャラの前でポーズを決めてみた。
いやウソだ。このアニメの事など何も知らない。オレが知ってるアニメは
巨人の星とあしたのジョーとバカボンだけだった。
ところが少し経つと奇跡的にガスが晴れ、遠く木更津の方まで望む事が出来た。
きっとオレの日頃の行いをご覧になっている神様が、ガスを晴らしてくれたに
違いない。
でも、こうして彼方まで隙間なくビルや住宅が建ち並ぶ東京の景色を見下ろすと、
息が詰まりそうで、もうここで暮らしたいとは思わない。30年間でオレはすっか
っり名古屋人になったみたいだ。
スカイツリーの下は東京ソラマチと言うショッピングモールになっている
飲食店、土産物等など何でもある。刃物や箸、手ぬぐいなど外国人観光客を
意識した物も多く面白い。
オレは550円のベアブリックを5個買ってみた。何が出るかは箱を開ける
まで分からない。後で開けるのが楽しみだ。
さて、東京見物も終わった所で、ホテルを取ってある横浜に移動だ。
それにしてもオレがこっちに居た頃は、埼玉から横浜に行こうと思えば、一度
池袋に出て、山手線に乗り替え渋谷から東横線に乗った物だが、今はその頃
地の果てだった森林公園から、乗り換えもせずに横浜中華街まで行けるらしい。
ぶっ魂消た。
馬車道のホテルにチェックインし、少し休んでから友達と食事をする為に
中華街にやって来た。
今夜は東京に居た頃から行き付けの菜香新館に予約を入れてある。ここは
本格的な広東料理がリーズナブルな値段で食える店だ。
先ずはチンタオのプレミアムで乾杯だ。
つまみは写真を撮り忘れたが春巻きとピータンだ。
ここに来れば必ず食う骨付きあひる肉のあぶり焼き
パリッと焼かれた皮とジューシーな身が堪らない。
優しい味のアスパラのカニ肉あんかけ
鶏肉のカシューナッツ炒め、ここのはオレの天敵ピーマンが入って無い。
追加したハルピンビールもクセが無く飲みやすい。
シメは牛バラ肉あんかけご飯、シェアして食っても食い過ぎだが、これを
食わずには帰れない。微かに八角が香る。
スープは海老のワンタンだ。
すでに腹は一杯だが、絶品のスープにプリプリの大きなエビが入ったつるつるの
ワンタンがするりと喉を通ってしまう。
そして杏仁豆腐は入る所が違うから大丈夫だ。
外に出るとまだ雨が降っていて寒い。山下のバー、スリーマティーニは中華街
東門から歩いても5分ほどなので、膨れた腹を抱えやって来た。
この店は1970年代のまま時間が止まった様な雰囲気で、客の年齢層も高く
居心地がいい。
店に流れる懐かしい音楽を聴きながらNとナッツをつまみにジャック・ダニエルの
ロックを3杯づつ呑んでいい気分だ。
Nは品川の家まで帰るので、少し早いが10時過ぎにお開きにした。
ぶらぶら歩く先に先にはマリンタワーが見えている。
翌朝は9時過ぎまで寝て、朝飯は中華街まで粥を食いに来た。
オレ的には横浜で泊まったら、安記の粥は外せない。10時の開店前には
数組並んでいた。
二日酔い気味なので、モツ皿に
ビールで迎え酒だ。
五目の粥が疲れた胃に優しいぜ。
腹ごなしに元町をぶらつき、何か面白いものは無いかと思ったが、特に
欲しい物も見付からなかった。
帰りの新幹線に乗ったのは14時頃だった。16時前には家に帰れる。明日は
妹夫婦の買ったキャンピングカーのお披露目で山梨まで行かなければなら
ない。
買って来た勝烈庵のカツ丼弁当を食いながら、ぼんやりと見つめる窓の外の
畑には727 COSMETICSの看板が立っている。
セツ子ただいま、はいお土産だよ。うん、お前の好きな崎陽軒のシウマイ弁当だ。
オレ東京じゃ忙しくてロクな物が食えなかったよ。うん、コンビニの弁当と牛丼
ばっかよ。いや~まいった、まいった。
おっ、フレルも元気だったか!パパとチュウするの?はいはい良い子だね。
オレは犬に顔を舐められながら、やっぱり家はいい。東京さはたまに行くから
良いのだと思うのだった。
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