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ずっと不満に思っていたのだが、ジルシリーズのエントランスドアが
使い難い。オレがバカだからなのか開閉の時に掴む把手が小さくて、
1年乗ってもまだ慣れない。
そもそもキャンピングカーのドアは大まかに、この北米タイプとヨーロッパ
タイプがあるそうだが、バンテックの場合コルドシリーズはヨーロッパタイプを、
ジルシリーズは北米タイプを使っている。まぁそれぞれ長所も短所もある様だ。
北米タイプはドアの内側に網戸がある二重構造なのだが、分り難さゆえに
初めて乗った人はだいたい網戸のペラペラのスライドカバーを持ってドアを
閉めようとする。
ドアを開ける時はレバーを手前に引いてロックを解除し、把手を握って外に
開く感じなのだが、これがどうにもやり難い。これはオレだけでは無く、
同じ様に感じているオーナーは沢山居るみたいで、ネットを漁ると自分で
把手を追加した方の記事を幾つも目にする。
そこでオレもAmazonでこんな物を買ってみた樹脂製の把手だ。品物はスガツネ
工業のプラスチックハンドルWB-130357で931円だった。
ポリプロピレン製で長さは173ミリ高さは38ミリ幅は25ミリから30ミリの
テーパー形状だ。
ネジ穴はキャップ式になっていて
締付け後に蓋をする事が出来る。
握った時はこんな感じだ。
先輩方のブログなどによると、この把手とレバー類の有るカバーは丸印の
ネジ3個を外すと取れるらしい。
なるほど外れた。そして表面の化粧板の裏は薄いべニアで空洞になっている
筈だ。
その板をこのターンナットで把手と共締めして固定すれば完璧だ。
えっ、隙間なんて無いですけど....ネットの情報とは違い1ミリのアルミ板の
裏側は合板で埋まっていた。
おそらく年式が違うとドアの構造も何かしら手直しが入り変わっている
のだろう。いやいや、逆にこれだけ厚みがあればタッピングネジでいいか?
と言う訳でホームセンターまで行ってネジを買って来て取付けてみた。右側の
ネジは途中で抵抗が無くなったので、板は少し薄いのかもしれないがしっかり
締め込む事は出来た。グラ付きも無いので大丈夫だろう。
手の入る隙間はこんな感じだ。案外握りやすい。
網戸を使う時のスライドカバーにも干渉しない。
穴を開けちまったのでもう外す積りは無いが、使い勝手が良くなってくれると
いいなぁ。
※ ヨーロッパタイプのエントランスドア
余談だが2024年モデルからジルのエントランスドアもヨーロッパタイプに
変更されるそうだ。こちらのハンドルは結構大きいし長窓にはシェードも
付いている。ただし網戸はスライド式になるみたいだが、さてユーザー側
としてはどっちがいいのかね?
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