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昨夜道の駅ミナトオアシス八幡浜みなっとに着いたのは21時過ぎだった。
夕飯は資さんうどんで済ませてあったし、少し疲れていたので、軽く一杯
やって寝てしまった。
この道の駅の開店は8時で、併設されるパン屋とカフェもその時間に始まる。
ただオレ達はご当地名物の八幡浜ちゃんぽんってのを食いたかったので、
イートインが始まる10時まで待つ事にした。オレ達と書いたが、ちゃんぽんは
嫁のセツ子の好物だ。
狭いキャンピングカーの旅を波風立てずに続けるには、こうして相方の意見を
さり気無く聞き入れる寛容な心とそれに耐える忍耐力が必要だ。言ってみれば
この旅はオレの献身的な努力によって成り立ているのだ。
10時、ようやく店が開いたのいで、すぐに券売機に飛び付きチケットを買った。
オレは1番お高い海鮮ちゃんぽん、貧乏性のセツ子は普通のちゃんぽんだ。
来た来た。海鮮ちゃんぽだ!長崎の濃厚な豚骨スープとは違い、こちらは鶏ガラ、
鰹節、昆布などで取ったアッサリ系の醤油味のスープが身上らしい。
野菜も豊富でボリュームもあるが、これなら朝から食べても胃にもたれない。
八幡浜ちゃんぽん、ご馳走様でした!
腹が満たされたら、例によって朝風呂だ。道の駅からすぐの所にある
八幡浜温泉みなと湯にやって来た。
こちらの入浴料は平日650円、土日は750円だ。お湯はこの辺りでは珍しい
モール泉で開業当初は濃い褐色だったが、段々色が薄くなって来たそうだ。
でも効能は変わらないから安心してね的な事がHPに書かれている。へぇ~
ゲップ、久々に風呂から上がりコーラーを飲んだ。温泉で使ったタオルは
自分でシンクの上に吊ったタオル掛けに干しておく。
友達の不動産屋から貰ったタオルは安過ぎず高過ぎず、温泉で使うには
絶妙な厚みだ。おい、宣伝したから銭よこせよ。高橋不動産
さて、ここから名古屋までは約550キロある。じじいが一気に走るのは無理
なので、途中何度か休みながら帰る事になるが、無理せず無事故無違反で走ろう。
とは言っても、せっかくの四国だ。うどんの一杯も食っておきたのが人情だ。
しかし正月3日ではマニアが行くような製麺所系の店は開いてるか分からない
ので、無難な人気店の営業を確認して寄る事にした。
つーわけで高松道を高松中央で降り、讃岐では高級店になるうどん本陣山田屋
さんへ行ってみたが、駐車場のガードマンに1時間待ちと言われて諦め、すぐ近
くの屋島神社にやって来た。
やっぱり初詣はしておかないとね。
ゼイゼイ言いながら参道の階段を上り、振り返ると屋島の街が一望に見下ろせる。
オレは本殿で商売繁盛、家内安全、勃起力回復を祈願し
おみくじを引いた。結果は小吉だった。色を慎み信神して人に慈しみを施せ
かぁ~うーん...頑張ります。
で、実はこの神社の入口には、ざいごううどん本家わらやさんって言う
うどん屋がある。こちらも中々の人気店らしいので入ってみた。
注文したのは釜揚げうどんの大だ。デカい丼の湯に2人前ほどのうどんが入っている。
温かい出汁はとっくりで供され、薬味は刻みネギとおろし生姜だ。
天ぷらの盛り合わせも忘れちゃイケない。
うどんを出汁に浸し、ずるっと啜れば、鰹節の香りが鼻に抜ける。それにどうだ
このうどんのコシと滑らかさは!ツルツルといくらでも食えそうだ。
おはぎも食ったがこれも美味かった。
高速に戻りひたすら走る。名古屋に戻るには何度も走って飽きている淡路島を
通るのが最短のコースだ。
大鳴門橋を渡り淡路島へ入ったのは日が暮れる頃だった。
神戸淡路鳴門自動車道で渋滞にはまり一旦高速を降り、道の駅 東浦ターミナル
パークで仮眠させて貰う。夕飯は冷蔵庫にあった肉や野菜を放り込んだ闇鍋だ。
でも下駄とかは入ってない。
それから朝道の駅八幡浜みなっとで買った鯛の炊き込みご飯だ。食後4時間
ほど仮眠させて貰い
夜が明ける前に走り出す。明石海峡大橋を渡り神戸に入ると、気分的には
だいぶ帰って来た気持ちになる。
山陽道、名神と乗り継ぎ、朝飯には草津サービスエリアの豚汁定食を食った。
ここまで来ればもう地元みたいなものだ。
新名神から伊勢湾岸道へ、家まではあと少しだ。
1月4日10時オレ達は無事家に戻った。だがこれで終わりじゃない。犬と荷物を
下ろし、足掛け9日の旅で汚れたジルの洗車が待っている。
寒い中1人で洗車を済ませ、ダイネットに掃除機を掛けて、はじめてオレの旅は
終わる。もうヘトヘトだ。
ああ、奥みょうばん山荘は良かったなぁ~あの硫黄の香りが堪らん。長湯の
あの黄土色の炭酸泉も捨てがたい。もちろん阿蘇の貸し切り風呂も最高だった。
でも家はやっぱり落ち着く。
夕飯は目玉焼きを乗せた焼そばだ。休みはまだあるが、また退屈な日常が
始まる。でも、その退屈な毎日を過ごせるってのはとても幸せな事なんだよね。
そんな事を考えさせられる2024年の始まりだった。
長い話にお付き合い頂き、ありがとうございました。
ご訪問頂きありがとうございました。
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