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5月1日、オレは鹿児島中央駅近くのホテルで目を覚ました。
ベッドから起き上がりカーテンを開け、外の様子を見てみるが歩いてる
人達は皆、傘を差している。
気象庁の野郎...
オレはそう呟き余計な時だけ見事に予報を的中させる気象庁を恨んだ。
スマホで雨雲レーダーも確認したが、長崎や福岡は晴れていそうだが、
鹿児島には午後遅くまで雨雲がへばり付いている。
今日は志布志から17時55分発のさんふらわあ きりしまに乗船する予定だ。
ここから志布志までは100キロほどの距離なので、余裕を見ても2時間ほど
で着くだろう。
オレはホテルで朝食を済ませ、フロントで傘を借り鹿児島中央駅まで土産を
買いに行く事にした。駅には大きな土産物売り場が有るのだ。
菓子、かるかんに真空パックのつけ揚げ、黒豚味噌、明太子など適当に選んで
宅配便で送ってもらう。配って一番喜ばれたのは白くま親子のクランチチョコだった。
逆に明太子はお高い割には近所にめんたいパークなる物が出来てしまったせいで
有難味が25分の1位になってしまった気がする。あっちこっちにあんな物造って
大丈夫なのか?
パニアケースに荷物を詰め込み、志布志に向けGSを走らせる。薩摩吉田ICから
九州道に入り加治木JCTから東九州道に乗り継ぎ曽於弥五郎ICで下道に下り
63号を走って15時頃、志布志港へ着いた。
今回のツーリングは運悪くずっと雨に祟られてしまったが、事故や違反も無く走れ
たので良しとしよう。もちろんGSもノントラブルだったし、替えて初めての長距離だ
ったがK&Hのシートも尻が痛くなる事は無かった。
さんふらわあ きりしまは昨年就航した大型の新造船だ。個室も大幅に増え快適になった。
予約したデラックスルームは窓から海が見え、ツインベッドでトイレとシャワーも有る。
エアコンも部屋毎に調整出来て快適だが何より綺麗なのが良い。これで浴衣の帯が
もう少し長かったら言う事は無い。逆になぜあんなに短いのか理由が知りたい。
船旅を退屈だと言う人も居るが、オレ的には延々と高速を走るよりフェリーで酒を飲んで
寝ている内に着いてしまう方が有り難いのだ。
シャワーを浴びビールを開け鹿児島で買って来たつけ揚げを肴に限定芋焼酎呑み比べ
セットの研究をしている内に船は岸壁を離れ動き出した。
翌朝例の歌に起こされ身支度を整えデッキに出てみると船は大阪南港に接岸する
所だった。皮肉な事によく晴れて風も無く素晴らしい天気だ。
オレは下船してこの旅最後の写真を撮り名古屋に向け走り出す。もちろん頭の中では
さんふらわあ~さんふらわあ~太陽に守られてぇ~♪
さんふらわあ~さんふらわあ~太陽に守られてぇ~行こぉ~♪
あの歌が鳴り響いている。
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