ランキング参加中に付き、お手数ですが、まずはこちらをクリックおながいします。
あなたのひと押しで今日1日私ピエール餃子のテンションが決まります!m( ̄ω ̄;) m
 
 
夕食を済ませたT氏と私は部屋に戻りもう一度温泉に入りました。
 
温泉から上がり、私がビールを飲みながらマップルで明日のルートを確認していると、先ほどからスマホを弄っていたT氏が声を掛けて来ます。
 
「餃子君、ハイハイが繋がらないんだけど、違った、ワイワイだ。携帯がワイワイに繋がらないんだよ」
 
「あぁ、WiFiですか?」
今どきはどの宿でもこういったサービスが有り、本当に便利になりましたね。
 
スマホが宿のWiFiに繋がるとT氏は布団に寝転び、鼻息荒くカリビアンコムの動画を見ていましたが、いつの間にか眠った様です。久々のバイクで疲れたんですね。暫くして私も灯かりを消し布団に入りましたが、暗くなった部屋に氏の耳から外れたイヤホンからAV女優の喘ぎ声が空しく響くのでした。
 

翌朝、今日も良い天気です。

 
今朝は早く起きて、うえの湯としたの湯に入って来ました。ぬる湯と言うだけに温度は36℃と低く、湯治客はみな押し黙り、時間を掛けて浸かっています。それでも入っている内に身体の芯から温まってくる感じですね。
 
T氏はいつもの様に湯船の縁に座り、温泉の湯を桶で汲んでは股間に掛け、小さな声で蘇れ、だの生き返れ、だの目覚めよだのと訳の分らない事をうわ言の様に繰り返しています。
 
 
朝食は名物のラジウム納豆です。そう言えばラジウムを発見したキュリー夫妻の旦那さんの名前はピエールだそうです。
 
 
さて、出発です。今日は小出まで戻って只見線沿いに走る352号で会津坂下に抜け、そこから磐越道に入り会津若松まで走って昼食を喜多方で取り、裏磐梯を抜けて白布温泉に行く予定です。
 
 
まだ8時ですが杉林からはセミの声が降る様に聞こえて来ます。T氏も準備が出来た様なので走り出しましょう。
 
 
352号は新潟の魚沼から福島の会津坂下を結ぶ山間部を通る道路で、豪雪の為冬季は通行止めになる険しい道です。途中望める破間川の渓谷や田子倉湖の絶景は素晴らしく、また併走する只見線は2011年の福島豪雨の影響で現在も1部の区間がバスの代行輸送となっていますが、その線路沿いに続く景色の美しさから鉄道ファン憧れの路線だそうです。
 
青い空に浮かぶ白い雲、北海道を走っている様に錯覚しそうなキラキラした日差しと透明な空気の感触、この日は本当に最高のツーリング日和です。私とT氏はシールド越に流れ去る景色に感動し、素晴らしい峠道を楽しみました。
 
 
只見ダム横の歳時記念館で暫しご休憩
 
 
南会津はそばが名物と聞いたので、なめこおろし蕎麦を頂きました。味ですか?普通です。
 
 
会津坂下から磐越道に入り、会津若松で高速を降り喜多方へ
 
 
お昼は喜多方ラーメンです。喜多方ラーメンに付いてはご説明するまでも有りませんね。
私も関東に居た頃から来ていますから、有名どころは既に制覇しているので、敢えてそれほど名前の通ってない店を選んで入ってみます。つーか、本当は暑いので並ぶのがイヤなんですけどね。味ですか?普通です。
 
 
喜多方から459号で取上峠を越え道の駅裏磐梯へ、ここでデザートのジェラートを頂きました。
 
 
ここから64号に入り、桧原湖を右手に眺め2号に合流し、楽しいクネクネの白布峠を越えて今夜の宿西屋さんに到着しました。白布温泉の開湯は700年前と言われ、以前は江戸時代から続く東屋・中屋・西屋と3軒茅葺屋根の宿が有ったそうですが、東屋・中屋は火事で全焼してしまい、現在、古の風情を留めるのはこの西屋さんだけだそうです。
 
 
こちらのお風呂は湯滝の湯と言う湯量の多い源泉掛け流しの温泉だそうで楽しみです。
本日の走行距離は240キロと短めでした。 つづく