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(ω;)


積丹から戻った私は4時過ぎにすすきの駅近くのホテルにチェックインしました。

明日、T氏推定年齢70歳との待合わせは苫小牧なので、そちらで泊まれば良い話なのですが、
やはり札幌は外せません。


私はシャワーを浴び、重いバイクウエアからTシャツと短パンに着替え、クロックスのサンダルを
突っ掛けネオンが輝き出したすすきのの街に繰り出しました。

まずはジンギスカンですね。

皆様はご存知の事と思いますが、ジンギスカンは肉にタレで下味を付けてある「タレ派」と味付け
していない生のラムを焼いて食べる「ナマ派」のふたつに分類されます。


タレ派の代表は何と言っても札幌市民が愛して止まない所謂「まつじん」と呼ばれる松尾ジンギスカン
とすれば、一方生ラムの雄と言えば、「だるま」でしょうか。それぞれ旨いのは間違い有りませんが、
私的にはせっかく北海道に来たのですから、ここは本州で中々食べられない生のラムを推したいと
思います。



やって来たのホテルから5分ほど歩いた場所にある「ジンギスカン 山小屋」さんです。

お店はビルの1階にあり、店内はカウンターだけのこじんまりした造りですが、新鮮なラム肉は勿論、
エゾジカも食べさせて貰えます。

私はカウンターの中に居る人の良さそうなご主人に迷わずエゾジカ・生ラムセットを注文しました。


用意された七輪の上に乗ったジンギスカン鍋には玉ネギやモヤシが盛られ、頂上には羊の脂が
乗せられています。
その近く、山で言えば2合目付近に肉を乗せて焼くと滴った肉汁が鍋に彫られた溝を伝い、麓に
盛られた野菜をいい感じに焼いてくれます。ちなみにここ山小屋さんではモヤシ、玉ネギ、プチトマト
は食べ放題です。




生ラムは驚くほど柔らかくクセも有りません。ビールが進みますが、ここだけで満腹になる訳には
行かないので、生中3杯程で店を出ます。


次は鮨屋に来てみました。南五条の西鶴五条店さんです。こちらは値段明記の明朗会計で、私の様な
旅行者も安心です。焼き物、揚物とサイドメニューも充実したお店で、市内に4店舗を構えています。

お酒はハイボールにしましょう。


とうもろこしの掻揚げなんてのはいかにも北海道ですね。甘くて美味しいです。




いくつか握って貰った中でもこのニシンは北海道ならではのネタですね。脂が乗って旨かったです。


結局、ハイボール4杯と締めにとろたく巻きを頂き、私はいい気持ちで店を出てホテルに戻ろうとしま
したが、何か忘れてますよね?


そう、ラーメンを食べずには帰れません。

何度か来た事がある南3条の「空」さんで味噌ラーメンを頂きます。濃厚なスープに中太の麺、道産の
豚で作ったチャーシューが堪りません。

最後にスープカレーもと思いましたが、今夜の所はこれ位で勘弁してやりましょう。私は逆流しそうに
膨らんだ腹を抱え、よろよろとホテルに戻るのでした。