先ず最初に書いておきたいことは、国後島を含む北方4島は
日本国の固有の領土であるということです。
これは日本政府の公式見解です。
ドイツ、イタリアが既に降伏し日本の敗戦も確定的になった
1945年8月、当時のソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し
9日未明に当時の満洲国と、南樺太、千島列島に対し突如軍事行動を
開始しそれぞれ日本の関東軍と第五方面軍との間で戦闘となりました。
いわゆる、ソ連対日参戦です。
アメリカとの戦争の帰趨はもう決していましたので、
満州、南樺太、千島列島方面も、なし崩し的にソ連が制圧し
多くの日本人が故郷を追われ、また軍人は捕虜となりシベリアへと送られました。
以降65年間、この地はソ連~ロシアによって不法占拠されているのです。
メドベージェフ大統領は今回かの国の元首として初めて北方領土を
訪問しましたが、この理由は2年後の大統領選挙対策といわれてはいますが
尖閣諸島問題での日本の弱腰外交を見てとったメドベージェフが、
「うちもやってやれ」というがごとく、政治的な揺さぶりをかけてきていることは
明らかだと思います。
この地域の実効支配を内外に印象付けてやろうとの意図は見え見えです。
こんなことを黙って許しておいていいのでしょうか。
前原誠司外相がロシアのベールイ駐日大使を呼び「適切な対応をとる」と
抗議したようですが、何をどう適切に対応するのでしょうか。
軍事的圧力でもかけるつもりなんでしょうか。
ほんと、弱いくせに口ばっかりで情けないことこの上なしです。
領土とは国家主権の最も基本的な要素だと思います。
北方4島が65年もの長い間、ソ連・ロシアに不当に占拠されているという
事実を日本の国民は忘れているのか、知らないのか、ほとんど問題にしない。
こんなことでは、北方4島は日本に返還される日はは永遠に来ないでしょう。
体たらくな菅政権ですが、ほんとうにロシアに対し断固たる対応策をとってほしいし
国民に対しても領土問題に対する問題意識の向上を促してはもらえないでしょうか。