●それにしてもヒドい。
今は「筋ゆるトレーナー」
60歳代のおじさんが、相談に来た。
『痛いんで、ちょっと見て欲しいんだが』
聞くと車に荷物を載せる時に、痛めたらしい。
『腕を挙げようとすると、痛くてあがらないんだ』
『脱臼したんだろうか?』
触診すると、筋肉はさほど痛んでいる風ではない。
腕も肩の高さから上にすると、痛いようだ。
どこが一番痛いのか、質問してみた。
『肩だよ、肩』
で、痛いところを探って見ると前腕筋群が痛そだ。
本人が最も痛いところがわかってない。
こりゃ、単なる打撲からの痛みだと判断した。
痛い気持ちも分かるが、その時は何もしなかった。
そのあと、どうやら整形外科に行ったらしい。
整形で見てもらっても、何もできないのに...。
それでも本人は何とかしたかったようだ。
会うと、腕を吊っている。
は?なんで??
『レントゲンを撮ってもらったが、異常はなかった』
(そりゃそうでしょ)
『腱が切れているかもしれないと言われた』
(レントゲンしかしていないのに、その判断?)
『切れているかどうか、2週間くらい経ってみないと分からないと言われた』
(は?なんで診断に2週間もかかる?)
『痛み止めと、湿布を出された』
(そんな処置しかできないのは、当たり前)
それにしてもヒドい。
レントゲンの画像診断だけで、腱の切断を匂わせている。
それも2週間の時間を掛けないと判断できないと。
挙げ句の処置が、腕吊りと痛み止めと湿布。
最低...。
最後はその吊っていた三角巾を取ってしまった。
『これがあると、じゃまで動けない』
そんなら、何もしないのと同じじゃないか!
やれやれ、結局医師の判断さえも反故。
さすがに、閉口してしまった。