アシダボックスの6P-HF1、久しぶりに出会いました。
百種類以上のあらゆるフルレンジを所有していた時期があったのですが
その中でも友人・来客から郡を抜いて音楽性評価が高かったのがこのユニットです。
海外の銘フルレンジ・ユニットも色々使ってきましたが
これほどストレスなく軽やかに鳴ってくれるユニットはそうそうないと思います。
10年ぶりだろうか、、、未練のあったユニットだけに再開がとても嬉しい。
今でこそヤフオクなどで6~15万などという海外の銘機たちと渡り歩く価格をしておりますが、
60年代の記事を見ると定価はなんと、870円!!!!
あまり知られていないのですが、
実はこのユニット、今でも市場よりも遥かに安く手に入る方法があるんです。
ASHIDAVOXはもともとは拡声器などを作るメーカーで家庭用品よりも業務用が本業です。
その為とある映写機やオープンデッキ、館内放送用スピーカーなど
私が実際バラして抜いた品だけで10種類のアイテムにOEMとして組み込まれておりました。
興味ある方は、是非探してみてくださいね。
そして、このユニットの音質の秘訣はやはりコーン紙が大きいと思います。
フィクスドのエッジ部のこの薄さ、そしてコーン紙の深めなカーブ
三極管の真空管と鳴らすと本当に素晴らしいです。
さて、実家にボロの箱があったとおもうので近々とってこよう。
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型式 | 16cmコーン型フルレンジユニット |
V.Cインピーダンス | 4Ω |
再生周波数帯域 | 30Hz~15kHz |
周波数偏差 | ±5dB |
最低共振周波数 | 65Hz ±4Hz |
出力音圧レベル | 97dB/W以上 |
振動系実行質量 | 2.9g |
空隙磁束密度 | 7,600gauss |
公称入力 | 3W |
最大許容入力 | 6W(フラット入力) 8W(中域専用、100Hz以下カット) |
取付寸法 | 158mm |
バッフル開口径 | 130mm |
重量 | 0.75kg |