無意識過剰としての在り方 | Alternative Routine Works

無意識過剰としての在り方

Alternative Routine Works-梅田


仕事をしている雑誌が発売された。梅田特集である本号だが、安呑みページや、SMバー潜入、道頓堀川クルーズ、貧乏ロハス企画と、雑多な記事を今回僕は書いている。

東京から都落ちしてきたときに、久しぶりに梅田の街と対面して感じた気持ちは「新宿に空気が似ている」だった。新宿でずっと働いていて、思い出がありすぎたから、その幻影を求めてだけだと気付いたのは、つい最近。正直、梅田には何の魅力も感じなくなっていた。知人と梅田の街を深夜に徘徊しながら「UMEDA IS DEAD」と呟き、安酒を煽る。新宿の街で感じたろくでなし達の行き場の無いもやもや。その何ともいえないエネルギーに居心地の良さを感じていたわけで、この街では、そんな想いを持つだけで青臭いと、敬遠される。

6/1

久しぶりに十三の中島酒店で晩酌。アメ村で素人の乱大阪支部を率いる森Cと彼女さんと合流し、千日前で酩酊。


6/2

森Cより毎週火曜日に森Cの自宅で行われるネットラジオに誘われる。しかも、ゲストは、最近一緒に仕事をしているカメラマンでアウトドアホームレスのメンバーであるS伯君と聞き驚く。奥さんがあふりらんぽって事で、びっくりしたばかりなのに……。

会社の同僚にK山君という男がおり、彼は似非浪漫というバンドのメンバーなのだが、S伯君が最近新しいアルバムにコメントを寄せたという事で、改めて狭い世界を痛感。K山君を連れ、12時間労働の後、向かうは緑地公園。

秘密基地と呼ぶにふさわしい空間で鍋を呼ばれ、先日のSMバーの話に始まり、S伯君があがた森魚の映画を撮影した秘話、三上寛の詩教室の破壊力、中島らもが死んだ日に居合わせた思い出、南京大虐殺の是非と、話は二転三転。レギュラーメンバーで元ウルトラファッカーズのT門君による、元メンバーは脱退後にブレイクしていくジンクスなどを肴に、朝方まで呑み続け、只今、迎い酒の最中。

恐ろしい勢いでたまっていく原稿を前に、追い込まれなきゃ筆が進まない自らに、嫌気がさす丑三つ時である。森C宅で読んだ『009天使編』のやるせなさが、胸をかきむしり、寝れる気配は無い。