プロの作曲家たちがAIで曲作りしています。彼らは歌詞については一言も語りません。彼らに付きまとう問題は、著作権云々。作曲を生業にしているのだから当たり前です。私は自分の曲に著作権などいらない。それは私の言葉のために寄り添っているだけだから。

 

私は音楽が大好きです。歌詞がなくても泣きます。音楽は耳で聴くものではありません。身体中が耳になったとき、はじめて鳴るんです。これが私の音楽体験です。

 

曲が言葉に寄り添っているだけと言ってしまっては、冷たいですね。歌詞も伴奏も共依存しているんですからね。

 

私は人の歌声に泣きます。それは私に感謝を抱かせます。なぜそうなるのかわからないけれど、泣くほどの感謝です。私にはできないことです。楽器演奏も私にはできません。ピアノを少し弾けるくらいです。

 

私が7歳の時、ピアノの発表会がありました。先生は、間違えたとき、弾き直すパターンを四つくらい指示していました。けれど、演奏中の私は先生の言いつけをすっかり忘れていました。私は4回ミスして、全て頭から弾き直したんです。覚えているのは、終わったとき、拍手が大きかった。