突然ですが、皆さんは人を操る力を持っていますか?成功する企業とそうでない企業の分かれ目は、ズバリ!人を操る力を持っているかどうか🔥



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人とは、自分の従業員や顧客を指します。

例えば、コンビニに入るお客様は無意識のうちに店内に入っているように見えますが、実際にはコンビニが巧みに誘導しているのです👀牛乳を買うためにコンビニに行く場合も、スーパーならば安く買えることを知っているにもかかわらず、コンビニで買う選択をしています。これは、コンビニが消費者を巧みに誘導しているからです。このような力がビジネスの成功に大きく関わってきます!

今回の章では、ブレインサイエンスについて説明したいと思います。これを5章を通してお伝えします。起業を考えている方やスタートアップに参加したい方など、今後ビジネスで成功するために必須のスキルとなるブレインサイエンスの理解を深めていただきたいと思います💡

人の脳を理解しない限り、どんなに質の良い製品を作っても売れません。日本では特に、質が良いのに売れない製品が多くあります。

今回の内容を通じて、皆さんがビジネスで成功するための重要なスキルを身につけていただければと思います!



早速ですが、皆さんには買ったけれど一度も使っていない物があるのではないでしょうか。

例えば、長野県に行ってハローキティのキーホルダーをお土産に買ったとします。そのキーホルダーは今どこにありますか?竹花さんの場合、テレビの棚の奥深くにしまってあるようですが、多くの方も同様に使わずにしまい込んでいるものがあると思います。

このような買い物を衝動買いと呼ぶことが多いですが、実際には皆さんが買わされているのか、それとも自分の意思で買っているのかを考える必要があります。一度も使わないものを買う心理とは何でしょうか。これを理解するためにはブレインサイエンスが重要です。ブレインサイエンスを理解すれば、逆に皆さんも他人に物を買わせることができるのです!!

例えば、服やお土産がそうです。お土産を買うとき、「ここで買わないと一生手に入らない」と感じることがありますが、これは衝動を促して購買意欲を引き出す手法の一つです。要するに、現代社会におけるほとんどの購買行動は、誰かに影響を受けているに過ぎないのです。

とっても面白くないですか!?

皆さんが自分でこれを買っているということはほとんどありません。実際には、皆さんはすべてのものを「買わされている」のです。なぜなら、皆さんの周りにあるもの、例えば観葉植物や椅子などは、なくても生きていけるものだからです。それでも所有しているのは、買わされているからなのです。皆さんが自分の意思で買っているわけではありません。


 脳科学は政治分野でも!?

この現象は購買行動に限らず、政治の分野にも見られます。かつて「ニューロポリティクス」という言葉が流行しましたが、これはヒラリー・クリントンとドナルド・トランプが一騎打ちになった大統領選挙でも使われていました。ニューロポリティクス、つまり脳の科学は、選挙活動においても大いに利用されています。これは映画にもなっていますが、特にアメリカの大統領選のように世界が注目する選挙では、大統領候補には必ずコンサルティング会社がついています。

例えば、トランプ氏のコンサルティング会社は、ヒラリー氏と一騎打ちになった際に競合調査を行いました。彼らはヒラリー氏に対する世論を調査するために、男女20名(男性10名、女性10名)を呼びました。

ヒラリー・クリントンさんの顔写真を見せると、女性の脳は強い反応を示しましたが、男性の脳は拒否反応を起こしました。しかし、その後にヒラリーさんの政策動画を見せた後で再び顔写真を見せると、男性の脳の拒否反応が大幅に減少しました。

これは何を意味するのでしょうか。

最初は多くの人、特に男性がヒラリーさんに強い拒否反応を示していましたが、政策を理解するとその反応が緩和されました。つまり、ヒラリーさんの政策が非常に良いものであったということです。

これに対して、トランプ氏のコンサルタントは「政策では勝てない」と判断しました。最終段階で政策を変えることはできないため、トランプ氏はシンプルで端的なメッセージ発信に戦略を変更しました。例えば、Twitterでの発言や選挙スローガンを非常に短く設定しました。ヒラリーさんが詳細な政策を語る中、トランプ氏は一言で要点をまとめる戦略を取りました。これが「ブレットポイント戦略」です。その結果、トランプ氏は当選しました。これがニューロポリティクス、つまり脳科学を利用した選挙戦の一例です。



このように、脳科学は現代社会の多くの場面で利用されています。賢い人々はこの脳科学を活用しています。

しかし、「脳科学」という言葉自体に拒否反応を示す人もいます🥺安心してください、私もその1人です。。実は、この現象自体も脳科学の一部です。そのため、「脳科学」という言葉を使わずにどのように伝えるかも、戦略として考える必要があります。

皆さんがトランプ氏から学べることは、購買行動についてです。多くの人は製品のスペックを詳細に調べたり、取扱説明書を全部読んだりして購入することはほとんどありません。ほとんどの人が、口コミや見た目、値段などのシンプルで端的な情報に基づいて購入を決定しているではないでしょうか🤔

最近、竹花さんも犬を飼い始めましたようですが、犬の散歩に使う水筒を購入したそうです。この水筒を選ぶ際、機能を詳しく読むよりも、Amazonでの他の人の口コミを参考にして決めたそう。つまり、竹花さん自身も口コミによって買わされているというのです。詳細な説明ではなく、Amazonのまとめられた情報によって購買意欲を引き出されているわけです。

このように、脳科学をしっかりと理解していると、購買意欲が促進され、売り上げが上がります🔥この脳科学の理解はビジネスセンスとも関係しています。


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 ビジネスセンスとは

しかし、そもそもビジネスセンスとは何でしょうか?

一言で言うと、「収益や利益をどれだけ高められるか」という能力です。



良い商品を作っても売れなければビジネスセンスはないと言えますが、悪い商品でも売れるのであれば、それは一種のビジネスセンスがあることを意味します。このように、収益に注目し、収益をどれだけ高められるかがビジネスセンスの本質なのです。

ビジネスセンスに関して、収益は購入数と顧客単価によって決まります。購入数とは、何人の顧客が何個の商品を購入したか、そして顧客単価とは、各顧客がどれだけの金額を支払ったかということです。この購入数と顧客単価に脳科学を応用することで、収益を上げることが可能です。例えば、カフェのお客様の数を増やしたり、プライベートジムの入会数を増やしたりすることができるのです。

また、顧客単価についても、競合がカフェラテを500円で売っているからといって、350円に下げるのではなく、750円に設定するハイプライス戦略も可能です。これによって収益が上がり、ビジネスセンスを磨くことができます。脳科学を理解することで、こうした戦略が取れるようになるのです✨



 小まとめ

◯成功する企業とそうでない企業の分かれ目は、人を操る力を持っているかどうかにある!

◯ビジネスの成功には、従業員や顧客を巧みに誘導する力が不可欠。

◯人の脳を理解しない限り、どんなに質の良い製品を作っても売れない😱

◯購買行動は他者の影響を受けている!衝動買いや感情に訴える販促戦略は、購買意欲を高める手法の一つ☝️

◯ビジネスセンスは収益を高める能力であり、購入数と顧客単価によって決まる!脳科学を応用することで、収益を上げることが可能✨


「買っている」のではなく、「買わされている」なんて、私自身、今まで意識したことがなかった視点でした!次回は、そんな脳科学の理解をもっと深められるようになると思います!分かりやすく書けるように頑張ります💪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇