サッカーはゴールするのが最高に気分がイイとしか考えず、周りが見えず勘違いしていた自分がいました。当然だんだん試合に出さしてもらえなくなり、2軍戦も出られなくなりました。そしてどうすればいいのか解らなくなり、たまらなく辛い日が続いていました。
たまたま監督が留守の時に久しぶりに2軍戦に出るチャンスをもらいました。当然何で俺が出られないだぐらいで、試合に望んでいました。でもこの試合で転機がやってきました。
私が左サイドから攻め上がりセンターリングしたボールがドンピシャのタイミングでヘディングシュートがネットに突き刺さりました。その時アシストがこんなに気分がイイものかと、まるで自分が決めたかそれ以上に嬉しさが体全体にこみ上げてきました。両手を挙げて大喜びしている私がいました。
それから1軍(Aチーム)に復帰するには時間がかかりませんでした。
サッカーには、いろいろな楽しみ方が幾つもあり、チームで楽しむものだと分かった時、イイ方向に進んでいきサッカーに感謝でした。
きっとあの転機が来なければ、楽しさを知らないまま嫌いになっていたんだろうと。
私は、サッカーに助けてもらった幸せな男でした!