心の不燃ゴミ埋立て地 -11ページ目

ぬいぐるみ

昔よく遊んでたおもちゃがなくなるだけ

おもちゃ箱の奥底
なくなったかどうかすら分からないでしょ

それはあまりにも悔しいから
ママにお願いするんだ

「これ捨てるからね」





たまにでもいいから箱から出して欲しかった

いつも遊んでいる電車のおもちゃ
私はあの青い線路になりたかったな

お気に入りになんてなれないし、いっぱいあるし、大事になんてされないだろうけど

本当になりたかった

なれると思ってた





けどぬいぐるみは

ぬいぐるみでしかないんだって





ばいばい

時間

最近眠ってばかり

眠っている時間ははたして有益か?

どんな面から見る

身体的な面から
日頃寝不足なカラダを休めている
しかし、寝すぎはよろしくない

人生的な面から
何も得ることもなく、感じることもないので無益な時間である



最近夢をよく覚えている

しかも一夜にして3~4つの夢

異常にリアルな夢

夢か 現実か
区別がつかなくなる…

ゆめ

羽生聡は横に掛けてあるカーテンの陰からガラスで仕切られた奥の席に向かって携帯カメラのシャッターを切った。聡と向かい合うように座ってストローを噛んでいた堀江深雪は、明かりを落とした静かな喫茶店に不似合いなシャッター音に眉をひそめる。

「何撮ってるの?」

深雪が噛んでいたストローから口を離し言う。

「向こうに吉居がいんだよ、知らねぇ女と」

「吉居って、武史さん?」

聡はそれに返事をせず、奥の席の方を向いたまま携帯電話のキーを打つ。
武史と深雪は聡の紹介で出会い、何度か二人で飲みに行ったり遊んだりしたことがある。それを知った聡が二人の仲を探っていた。
ベルベットの様な重そうなカーテンの隙間から深雪も向こう側を覗くと、壁際のソファー席に中学生の様な女の子と並んで足を組みタバコの煙を吐く武史がいた。
何とも無しにそれをぼーっと眺めていると武史が携帯に手にを伸ばした。隣に座っている女の子は少し寂しそうな表情で武史を見つめていた。
それと同時にガタッと音がして向かいに座っていた聡が立ち上がり去っていく。

深雪は奥の部屋を一瞥し、つまらなさそうに伸びをして机に突っ伏した。