よるのおと | 心の不燃ゴミ埋立て地

よるのおと

頭上を車が通る

たまに車が通らなくなると、無音の音がする

部屋の明かりを消し、目に見える世界は暗闇

今まで光を放っていた蛍光灯とカーテンだけが、暗闇に白くぼんやりと見える

暗闇が動く、緑の球体が飛び回る

だんだんと現れる、見慣れた部屋の輪郭

枕元に伏せて置いた充電中の携帯電話ディスプレイの光が、シーツとの間から微かに漏れる