14日午前7時50分ごろ、大阪府柏原市上市のJR関西線柏原駅ホームの階段付近で、
駅員が縦11センチ、横10センチ、幅4センチの透明な箱を発見。
13日の午後零時40分ごろ、同駅に若い男の声で「明日10時に柏原駅に爆弾を仕掛ける」
と電話があったことから、柏原署に通報した。

警察の指示で、通勤ラッシュ時間帯の駅にいた客ら約200人が改札口の外へ避難。
駆け付けた大阪府警機動隊爆発物処理班が調べたところ、箱の中身はコード線が付いた
成人用玩具と乾電池で、爆発の危険性はなかった。
同署は悪質ないたずらの可能性があるとみて、業務妨害容疑などで捜査している。

JR西日本によると、関西線は14日午前8時25分ごろから約30分間、JR難波-奈良間で
上下線が運転を見合わせた。
同線などで39本が運休したほか、33本が最大47分遅れ、約3万3000人に影響した。