前から疑問なんだけど、「ラブライブ!」(サンシャイン!!じゃないほう)のμ'sメンバーの扱い。

僕はTVアニメ化されてからファンになったので、それ以前の前提なのかは判らない。

簡単に言って、園田海未のポジションに疑問がある。


「ラブライブ!」は、高坂穂乃果が最初に立ち、その友達だった南ことり、園田海未を巻き込んで、3人体制の「μ's」から始まる。

で、次第にメンバーが増えていき、最終的に絢瀬絵里と東條希が加入して、9人体制の「μ's」が完成する。


ここで、普通に考えれば、オリジナルメンバーは「高坂穂乃果、南ことり、園田海未」であり、その後の展開としても、もちろん「9人」が基本ではあるけれど、代表メンバー3人となると、なぜか園田海未は除外され、絢瀬絵里と入れ替わってしまう。

特に「3人」を強調しない場合、例えばμ'sと言えば代表的な歌のシーンでも、まず穂乃果にスポットがあたり、次に必ず絵里、それから南ことりで、事実上、μ'sのナンバー2は絢瀬絵里という設定に変わって、それは最後まで変わらない。

いや、アニメの最後までに限らず、リアルのμ'sが例えば雑誌のインタビューやグラビアに取り上げられる場合、さらには東京ドームのファイナルの時でさえ、プログラムに記載されるメンバー名は、高坂穂乃果、絢瀬絵里、南ことりの順で、園田海未は4番目になる。


たしかに、表面的には最もμ'sを認めてこなかった絵里が、内心はμ'sに憧れていて、希の手配もあるにせよ、穂乃果の誘いを受け入れてμ'sに加わるシーンは、シリーズ全体の中でも印象に残るシーンであるし、絵里の加入によって、μ'sが9人として結束し、一段高いレベルになるのも、ストーリー上の事実ではある。

けれど、海未のポジションに入り込んでしまうのは、何か納得いかない。

ストーリー上、そうなるようなエピソードが描かれるのであれば、解らなくもないが、そういった納得のいく説明は一切なしで、いつの間にかナンバー2になっている。

これはアニメの最終回を経て、東京ドームのファイナルが終わった今でさえ、μ'sが取り上げられる時には、絵里がナンバー2だ。

なんか、納得いかないんだよなあ。