昨日の毎日新聞夕刊「cinema 映画」面。

一番大きく取り上げていたのが、細田守監督のアニメーション映画「未来のミライ」。

僕は、この作品についてタイトル程度しか知らない。

あと、主人公の男児「くんちゃん」役を、上白石萌歌が担当ということ。

これは先日の「アニゲー☆イレブン!」(BS11)のピックアップで、完成披露試写会の舞台挨拶で、キャストらがコメントした時の最初に(上白石萌歌が)喋っていたのを見て、それで知った。

余談ながら「君の名は。」で一躍超有名になった上白石萌音と姉妹だが、あくまで僕の好みだと、萌歌の方が好きかも。

それはともかく、記事の大半はストーリー概要と、どちらかと言えば客観的な、良し悪しについては触れない評(解釈?)、そして上映時間や映画館の情報。

で、最後に「異論あり」という、辛口で主観的な批評が載る、というのがいつものパターンで、今回が特別というわけではない。

ただ、その批評で評者は「リアリティーのある部分」について一定の評価をしながら、アニメならではの「あり得ない」ファンタジーな要素については、徹底的に批判して「この物語は(略)この父親の勝手な妄想としか思えなかった」と書いていた。

僕は作品を観ていないし、どう論評しようが自由であるのを承知の上で、あえて指摘すれば、この評者は「(実写的な)リアリティーばかりを重視して、アニメ的な非現実的な表現、ある意味、アニメならではの表現や面白さを見ない、否定する、もしかしたら『アニメ嫌い』な評者」の偏った批評に思えた。

作品内容を知らないから、この批評が的を突いてるかどうかは、分からないけど。

そこまで批判しなくてもいいじゃない、と感じた。