こんにちは!
ウチノヒロミチです。
昨今、変なニュースが
いっぱいありますよね?
そういうニュースを見るたびに
そろそろ世界がひっくり返るかも?
なんて思っているのですが、
僕個人が
最も変なニュース
と思っているのが、
ガルシア・マルケスの「百年の孤独」
が文庫化されていま爆売れ中だということです。
誰も予想していなかった
異例中の異例の爆売れらしいです。
ガルシア・マルケスって
ノーベル文学賞受賞者ですが、
頭いかれてるんでしょうか?
と思わせるほどイカれた小説を書くのです。
特に
百年の孤独については、
長編小説なこともあって、
とっても難解。
しかも、
同じ名前の人が何人も出て来るし、
キチガイじみた出来事ばかりが起こる。
そんな本が爆売れしてるなんて
どうかしてるよね?
って僕としては思うわけですよ。
ちなみに
ガルシア・マルケスを
日本の作家に例えるなら、
水木しげる
しか僕には思いつきません。
とくに最近の洗練されたゲゲゲの鬼太郎ではなくて、
墓場鬼太郎の感覚です。
とくに
「なぜ?」
と問うことが許されなほど
不条理とカオスに満ちた世界。
だけれども
不快というわけでもなくて、
畏怖すべき何かが満ちている
という感覚が
ガルシア・マルケスと
水木しげるに共通したものじゃないでしょうか?
でさ、僕としては
ガルシア・マルケス爆売れ事件は、
現代の根本的な問題
に直結しているような気がしたんですよねー。
僕らはさ、
科学技術が進歩して、
とっても文明的になって、
生活の質が向上して、
世の中のいろんなことがわかるようになって
また、
スピリチュアルな世界についても
非常に秘匿的な魔術・呪術みたいな状態から、
誰に対しても開かれた状態になってはきたんだけど、
実のところ、
何もわかってない。
どうして自分は生きているのか?
という根本的な意味がわからないまま
それでも地球は営みを続けているわけですよ。
しかも、
これだけ地球に問題が山積していて
解決できないどころかどんどん増えているってことは、
人間が分かったようなフリをしてるだけで、
どんどんカオス化してるってことだと思うんですよね。
この分かったようなフリによって、
畏怖の念を失ってしまって、
奇跡を思考を奇跡として受け取ることが
できなくなっちゃったんじゃないかな?と思うんです。
その最たるものが、
理屈っぽく原理を知りたがる
僕みたいな奴らがいるからなんでしょうが。
皆既日食で例えたら、
原理もわからず、
いつ起こるのかもわからず、
皆既月食を体験するのと、
原理も分かって、
いつ起こるのかも分かって、
何だったらYouTubeの実況中継をみて
体験したのと
ぜんぜん違うと思うんですよね。
何も分からんで、
体験していた方が、
思考を挟まず丸裸の心で
皆既月食を体験できると思うんです。
感動が違うと思うですよね。
ソレが
畏怖の念
というものだと思うし、
純粋な意味での神の実存
だと思うんです。
ガルシア・マルケス爆売れ事件は、
その辺を思い出させてくれるのかしら?
と思っています。
ちなみに
ガルシア・マルケスの文章技法は、
マジック・リアリズムと呼ばれる
ラテンアメリカ発祥の技法です。
超常的な現象が日常の一部として
描いていくのが特徴だそうです。
(ネットで調べた!)
超常的なことを
理解してしまったら、
普通の科学になっちゃうわけです。
でも、
そうしたら世界から
マジックがなくなっちゃうんだよな。
いや、僕ら人間は
いまだこの世界のことを殆どわかってない。
にも関わらず分かった気になっている。
だから、
日常に漂うマジックを
思い出す時期に来たのかしら?
という風に感じた今日このごろでした。
波動屋さんのセール、
19日に終了しましたが、
まだまだお問い合わせが続いています。
セール価格でなくても
普通のスピ系アイテムよりも
お値段以上の勝ちはあるものばかりです。
(その代わり包装はそっけないですけど。。)