ごめ☆さやの救命センター日記

ごめ☆さやの救命センター日記

救命センターの片隅でひっそりと頑張っている救命医の、面白いことと感激したことを書き連ねた日記です。

学会のため、大阪の高槻市に初めて行ってきました。前日の夜中に京都のホテルに到着。ボロいホテル過ぎた…。選択ミスを反省。京都から高槻まで20分くらいでした。
 
高槻は将棋の駒の街らしい。高槻市って最近どこかで聞いたな~と思っていたら、放射線技師さんが最近この街の病院で心臓のオペされたんだった。関東ではその難しいオペを出来る先生がいないらしい。
すごい先生だなぁ。
 
私は会議に参加しないといけなかったのですが、それが終わったら仕事終わり。
商店街がすごく懐かしい感じでした。両親とか連れてきたら懐かしがるんじゃないだろうかと思いながら歩いていると、駅前で「地元の人に喜ばれてます 蕎麦うどん」って看板があったので、地下にあるうどん屋さんへ吸い込まれました割り箸。ご主人がうどんを打っています。開店前だったみたいだけど、早めに入れてもらいました。
カレーうどんだけど、カスというのが入ってる。肉とは思ったけれど、これは小腸を揚げて、脂と水分を取り除いたものらしい。今知った。大阪らしい珍しいものをいただきました。手打ちうどんなのに麺がとろんとろんに柔らかくて美味しかった。

 
学会の靴をサンダルに履き替えて、伏見稲荷大社へ。お久しぶりです!雨が降ってきてしまいましたが、絶対に登るのです。考えてみたら登るのは1年半ぶりとかかも。

 
外国人の方だらけでしたが、雨のおかげか、途中からかなり人が少なくなりました。日本人はほぼゼロ。
私も英語で質問されたらこう答えよう!とか思いながら登っていたものの、こういうときは誰からも声をかけられない。。
結構知らない人に話しかけられるタイプなのですが。

 
↓どよんと見えますが、なかなか爽快!ただ、濡れてるベンチに座ることができないのが悲しい。というかこういう時こそゴアテックスだったのではないか?半袖にサンダルで足はドロドロです。

 
いつもよりちょっと時間かかって頂上へ!ご無沙汰しております。

 
最近、色んな仕事の話がきたり(ありがたいことなんでしょうけど…)、人間と関わるのがますます嫌になってきて(頭おかしいんです)、そうだ!そろそろ仕事はもう少なくして、第二の人生だ!葉山に本格的に引っ越して大きな犬を二匹飼って、(最近来てくれないけど)クロベエ黒猫も連れて行って、野菜育てたり新鮮な魚とかを食べながら、サーフィンサーフィンしたりとかしてのんびり暮らそうかな~とか現実逃避を妄想していたのですが……
 
↓17番向大吉 一身の安全を計ると身の破滅になるポーンポーンポーン 自ら進んで難事に当たるがよいガーンガーンガーン
神さまには心の中がバレバレでした。うーむむ滝汗

 
薬力大神さまもお久しぶりです!
いつもこちらの御神水で茹でたゆで卵を買うのですが、雨で売ってなさそう。お店で聞いてみると、4つならあるよって。せっかくだから全部いただいたのですが、なんとひとつ150円でした無気力無気力
その後、濡れた石の階段を、サンダルで降りるのはドキドキしながら、気をつけて地上へ。昨日埼玉で患者さんにもらった団子お団子を途中で食べました。団子とは思えないほどカチカチになっていたけど、せっかくいただいたのに、食べないわけにはいかない。あまりにかたくて、珍しく鼻の奥でヨモギの香りがしました。

 
そしてそして電車で八坂神社へ神社。

 
雨だから、いつも座るところで座れず、本日も朝から会議のあげくに山を登り降りして足が棒。
神社の裏で雨空を見上げます傘

 
結婚式でした。花嫁さんも巫女さんも綺麗~花お幸せに!

 
八坂塔と呼ばれる五重塔の近くのカフェコーヒーでいつもコーヒー豆を買うのですが、外国人しかいませんでした。お店のお兄さんは、上手に色んな外国人の皆さんのリクエストや質問に答えていました。3日くらいバイトしてみたいな。
そしてこの五重塔、聖徳太子が造られたと知らなかった知らなかった。
子供の頃聖徳太子の伝記を読んで、バイブルのように読みまくっていたのを思い出しました。
このカフェはFちゃんに教えてもらい、五重塔の裏のオシャレなイタリアンレストランにも連れて行ってもらったな~ナイフとフォーク
あれから10年くらいが過ぎたかもしれん。

 
伊勢丹でお漬物と夕飯を買って、ホテルで食べて早く寝ようと思ったのに、「まんが日本の歴史」がアマプラで見れるということに気づき、見始めたらとまらなくなりました。このアニメは小学校6年生の時の担任の先生が、授業で見せてくれたっけ。授業でアニメが見れるのが嬉しかったけれど、あらためて見ると結構難しくて、何度も巻き戻して見たりしました。
って今巻き戻しって言葉使わないか…。やば。そしてこのアニメのBGMが大概わかって、いつも見た後に友達と鼻歌を歌っていたな~とか思い出しました。音楽ばっかり覚えて内容を忘れていた。残念。
 
 
翌朝はちょっとだけ晴れていて、比叡山の律院というお寺に行くことに。
比叡山坂本駅から歩いて行くのですが、途中で石占井神社に寄りました。1000年以上前からある神社ですよ。相当昔に行ったことあったけど、お堂が綺麗な木でできた建物で覆われていました。
↓3番でした。凶がメチャクチャ多い中、半吉でよかった。

 
律院に着いたら、11時からの御護摩の前に、護摩木にお願い事と家族とか大事な人の名前と年齢とか書いたりして、9枚いつものお坊さんにお渡しすると、
「おお~東京から?」
なんてお話。もう実は私も10年以上通ってるんだな~なんて思ってると、
「阿闍梨様にご挨拶に行った?」
と言われました。
律院には大阿闍梨様がいらっしゃって、お加持を受けることができます。

大阿闍梨様とは……「千日回峰行」という、天台宗に伝わる最も厳しい修行の一つを成し遂げられた方。比叡山の峰々を1000日かけて巡拝し、その途中、9日間にわたって断食・断水・不眠・不臥で唱え続ける「堂入り」という凄絶な試練をされます。

とNHKで見ました。この極限の行を成し遂げられたお方が「大阿闍梨」様で、京都のインストのI口さんは「生き仏さま」と言ってました。

噂では阿闍梨様に悩みを聞いていただく?みたいな機会をいただけると聞いたことがありましたが、そこまでの悩みもないし…そんな偉いお坊さんに「どうも」なんてご挨拶してお時間いただくのも悪いし…と思って、お加持だけに参加していました。今回も、悪いなあと思ってもじょもじょしてると
「いいからここに名前書いて、とりあえず行ってきて!」
と言われたので、なんだかそんなすごい機会もないし、これも御縁だな~と思って別の建物へ案内していただきました。
ご挨拶させていただいて、
「お願い事はなんですか?」
と聞かれたですが、いや、隣に知らない方もいるし、なんだか私の願い事なんて、世の中の困ってる方達に比べたら小さすぎるかもしれないし、阿闍梨様に聞いてもらうには畏れ多すぎる…というか、私普段人の悩みを聞きまくりの仕事してるけど、自分の事ってうまく言えないもんだな。とか考えつつ、
「実は私救急医で…、亡くなる方を看取ることも多かったり、あと精神科医でもあって…だから伺いました」
と意味のわからないことを言って、隣の知らない方もポカンとされてましたが、阿闍梨様は、
「それは素晴らしい仕事ですね。僕も体が悪いから、病院で看護師さんとかが優しくしてくれるとホッとしたりするし、本当に良い仕事ですね。それなら徐災だ。徐災のお願いしましょう」
と言ってくださって、これあげましょう。腕につけてと↓くださいました!
びっくりポーン
あと仏さまのおさがりのお菓子もたくさんいただきました。さらには、
「御護摩の後にご先祖様供養もあるから参加した方がいいですよ」
とのこと。いつも参加しているし、ご先祖様になったおばあちゃんの供養ににもなるだろうから是非!と参加させていただくことに。
 
御護摩が始まって雨が突然どーーっと降ってきました雨雨雨。ご真言を聞きながら外は大雨で、なんか夢みたい。
ご先祖様供養まで参加させていただいて13時半。2時間半座ってお経を聞いてるだけでへとへと。お坊さんって大変なんだな…とあらためて。ましてや大阿闍梨様とか、想像を絶します。
しかし心が軽くなった。世界中の人が幸せになって欲しいけど、まずは身近な人、このブログ読んでくださってる方々とか、私の患者さんが幸せになって欲しい。そしてそれが世界中に連鎖して欲しいなあ。
 
帰り道、駅へ向かう雨の中、お腹がすいて、日吉蕎麦って二軒あるけど、こっちのお店の方が混んでたなあとか記憶を蘇らせて、↓こちらを食べに行ってしまい…ふと気付いたら結構な時間。今日はクール宅急便が届くんだった!やばい!急いで帰らなければと急に現実。下界にもどりました(笑)
こちらのお蕎麦は毎日職人さんが般若心経唱えながら作られてるんですって。さすが比叡山の街だ。

 
すっとんで帰りました。お蕎麦は秩父のお蕎麦とはまた全然違って美味しかったです。
伊勢丹で京都の高級お弁当を買って実家に寄ったら、とても喜んでくれましたおせちお弁当
 
学会の会議に始まり、なんだか濃い修行の旅でした。
とりあえず、まだ楽をしてはいけなくて、仕事をもっと頑張らないといけないようです。。