アマゾンプライム『セブンティーン・アゲイン』

アマゾンプライム『セブンティーン・アゲイン』を視聴。

「人生二度目のハイスクールライフ」なんて売り文句、タイムトラベル・タイムリープもの大好きな私は見るしかないですね

メジャーな作品でないため、レビューの数値が高いのはマグレの可能性も考えましたが、とにかくSFは見ないとと見てみました

面白かったのは、ドラマ『フレンズ』シリーズで一番好きだった俳優のマシュー・ペリーが出ていたことですかね

『フレンズ』以降も映画『隣のヒットマン』でブルース・ウィリスと共演したりしていましたが、彼の演技は大好きです

残念ながら、マシュー・ペリーは冒頭とラストしか出演しませんが、昔の自分役の俳優さんと上手く呼吸があってるようにも思えて、素晴らしく楽しめました

ここからネタバレですので、まだ見てない方は、読まない方が良いですかね

えー、タイムリープなり、タイムトラベルなり、やはりそういった状況になれば目的を持ちますよね。

その目的が途中で変わること、またそれがストーリー的に不自然でないこと、変わる理由が大人としての分別や家族愛であること...ストーリー展開としてなかなかに自然で、完璧です

やはり当初は自分の人生をやり直すと考えた主人公も人の親、学校で出会う子供たちの状況、そして妻の状況を見て、今まで気にかけてこられなかった家族をフォローすることに全力になるストーリー、ハートフルで良いですね

※もちろん少し予定調和なのは、体が若返るというSF状況に陥らなくても、ここまで家族に尽くせるなら、最初から家族を大事にできそうなものですけど

でも特別な状況下になって、特に子供たちの様子を直に学校で見られて、フォローできたとも言えますね

そして、映画冒頭から20年間悔いて嘆いてきた人生と全く同じ選択をするラストシーン、ストーリー展開として完璧にキレイでした

タイムトラベルものSFファンなら絶対に笑う、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』オマージュが見られるのも良いですね

えー、タイムトラベル・タイムリープものSF映画が好きな方は、きっと損することなく楽しめるこの映画、久しぶりに本気で、ぜひぜひオススメです

アマゾンプライム『ブラック校則』

アマゾンプライム『ブラック校則』を視聴。

アマプラでCMに出てきて宣伝文句に興味を持ち、軽い邦画だしと、祝日の朝にサラっと見てみました

気のせいかわかりませんが、CMだとサスペンス感もあったから見たのですが、単純に影キャが頑張る学園青春モノでしたね

でもストーリー展開とテンポが良く、飽きることはないですし、鬱屈とした状況が序盤からずっと続きますが、中盤からラストの開放感はなかなか気持ちの良さがあります

社会にでてしまうと、横並びに色々なタイプの人間がいる状況が少なくなってしまうので、同年代が横並びに毎日いる学生は共感できるところも大きいでしょうね

学生時代だとスクールカーストの高い陽キャと呼ばれる人たちが目立って青春をするストーリーが多いですが、本作は陰キャと呼ばれる内気な少年の青春ストーリーなのが面白いところではありました

邦画嫌いな私ですが、ストーリーのテンポは洋画のようで、珍しくくだらない冗長さもないので、気軽に楽しめました

ということで、普通に陰キャの青春巻き返しストーリーを楽しみたい方、後で知りましたが、今の若いジャニーズの少年2人がよく出てきますから、そのファンの方にはまずまずオススメです

アマゾンプライム『幸せのレシピ』

アマゾンプライム『幸せのレシピ』を視聴。

えー、やはり引き続き、食わず嫌いで見てこなかった作品を見てみようと、本作を見てみた次第です

主演のキャサリン・ゼタ＝ジョーンズは、当時CMなどでも良く見ましたし、何より大好きなシブいショーン・コネリーがカッコ良くて、しかもストーリー性も完璧で大好きな作品である『エントラップメント』でもキレイでセクシーでチャーミングで好きなので、映画自体がつまらなくても耐えられるとは思ってました

結果ですが...本作、まずまず楽しめましたね

しかし、良くあるようなレストランものだったり、恋愛映画と捉えると、期待外れの可能性があるので注意かもしれませんね

映画のコンセプトはどこを確実に伝えたいのか確実には伝わってきませんでしたけど、受け取った側からすると、「仕事人間」と「実子でない子供」とのストーリーを主軸に恋愛が絡んでくるといった感じでした

仕事においてバリバリ働く女性を見たい時にはかなり良いですね

かなりご都合主義なストーリーなので、やっぱり私のジャッジにも、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズの補正がかかってるなぁと我ながら思います（笑）

ですので、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズがある程度好きな方、バリバリ働く女性の奮闘を見たい方、少し類似性のあるシングルマザーの方が見ると共感もしやすく、楽しめる本作かと思います

アマゾンプライム『ラブ・アクチュアリー』

アマゾンプライム『ラブ・アクチュアリー』を視聴。

最近の私の中の流行りですが、ずーっと気になりながらも、きっと大して面白くないと避けてきた映画を見るという流れのもと、20年弱ぶりについに見てみました

えー、とりあえず思うことは、やはり当時高校生だった身としては、見なくて良かったという感想です（笑）

しかし、ストーリー重視で面白い面白くないを決める私ですが、アレだけ登場人物がいて、まずまず楽しめたのは、ストーリーを綿密に組み立てた努力は買いですね

世の中色々な愛の形がありますが、それを描写するには、あれだけ色々なパターンの愛を描く必要があったのでしょう

伝えたいことも明確で、ちゃんと楽しめました

以下は少しネタバレになるので、見たことない方は読まない方が良いでしょうね

序盤からちょいちょい泣かされる映画ですね

特に若めの連れ子がいる奥さんを亡くされた旦那さんのストーリーが序盤に描かれますが、高校生の頃ならわかりませんでしたけど、今ならそのシーンだけで涙が...（笑）

その後連れ子との関係とその子の初恋は少しストーリーがぶっ飛んでら気もしましたが、妻に先立たれた旦那さんの気持ちを思うと、ストーリーのリアリティすらどうでも良くよくなっちゃいました

ちゃんと楽しめました

また、新婚の親友の奥さんに恋している新郎の友人のストーリーは切な面白い

何より涙が出たのは、2人も子供がいて長く連れ添った奥さんが旦那の浮気（未遂）に気づくシーンですね...

アレこそ高校生には理解できない境地です、今だからこそ泣ける...

まぁあの話は未遂だから許してもらえたような感じですが、裏切られた妻は普通そーそー許してくれないような...

アレだけはラストシーンにモヤモヤが残りましたかね

何はともあれ、当時相当に流行った映画だったのに食わず嫌いできましたが、結果大正解でした

この年頃まで温めといたからこそ楽しめたと思いますので、若い方より、ある程度人生経験がある方がクリスマスシーズンくらいに見るとまずまず楽しめる映画かと思います

アマゾンプライム『メランコリック』・『カメラを止めるな！（批判的意見）』

アマゾンプライム『メランコリック』を視聴。

洋画を見ていた中で退屈に感じ、珍しくあまり好きでない邦画でも軽く見ようかと見てみました

特にレビューの邦画嫌いが褒めいた所、また、キャストがほとんど見たことがない名前（邦画に疎いので、無知なだけだったらすみません）な中、そのレビューでは良い感想が書かれていたのが視聴の決め手でした

結果としては...まずまず楽しめました

特に大きな感動はないですが、少しずつ明らかになっていくストーリーの進み方、あまりにご都合主義ですが、軽いどんでん返しを入れた展開は、洋画の娯楽映画のような楽しさを感じられました

特に主人公の相棒となる松本が、登場シーンからどんどんカッコ良く見えていくのはなかなか面白い映画ですね

どなたかのレビューの内容と合致しましたが、監督の作りたいストーリーを無駄なく長ったらしくならないように仕上げたところが軽快な面白さを感じさせてくれる、冗長な邦画には珍しい点だと思います

ちなみにこれまた詳しくないので微妙ですが、名前の通らない監督の作品ということで、時期的に第二の『カメラを止めるな！』だなんて...大事なことなんで二度ですが、だ・な・ん・て、言われるそうですが、あんなドチャクソつまらないモノ（ファンの方が多いのは知っています、申し訳ございません。失礼を承知で1意見としてですが...）とはかけ離れて、退屈しまくったシーンが30分以上続いたりなんかはしませんから、それで二の足を踏んでいる人には気軽に楽しんでもらいたいですね（笑）

※『カメラをとめるな！』はきっと伏線回収とどんでん返し一本に絞った作品なので、そこ以外は評価するべきでないのかもしれませんが、そこまでの時間が長過ぎて見られなかった者からすれば、ただの無価値どころか、時間の無駄でした...

ということで、別の作品への怒りが湧き上がってしまったので、タイトルも変えようと思いましたが（笑）、本作、ストーリー展開とテンポだけで楽しめますので、邦画が嫌いでもちょっと面白い映画を気軽に見たい人は見てみても良いかもしれません