途絶えることのない、夢。 | voice

途絶えることのない、夢。

決断。


それは決めて断つこと。


何かを決めたら何かを断たなきゃいけない。


俺は一つの決断をした。




俺の夢は学校を造る事。


その為に建築学科に入った。


学校で出る設計の課題。


それはどの授業よりも楽しかった。


しかし成果というものにたどりつけなかった。


そこで俺は一つの目標をたてた。


次の課題で何一つ成果を得られなかったら、


建築士としての夢をあきらめる。


と。


俺は頑張った。


誰よりもこの課題に執念を燃やし、


頑張った。


年末も正月もこの課題をやり続けた。


しかしその課題では何も得られなかった。




今年になり大学での履修の選択で、


俺は設計士としての履修をとらなかった。


設計士になれないことは


俺にとって建築の魅力を一つも見出せなかった。


しかし、一つの新しい夢が加わった。


伝田、高木を一流の建築士にすること。


彼らに対する俺の劣等感は計り知れない。


だが彼らには魅力がある。


俺にはないセンスもある。


何よりも


俺を信用して着いてきてくれた、


数少ない仲間。


彼らは本気で俺に夢を語ってくれた。


数少ない仲間。


俺は彼らを信用し、


彼らも俺を信用し、


目的は違えど、


一緒に頑張ることをちかった。




俺には力がある。


俺に本気で夢を語った人間、


その人間の夢を叶えることが出来る。


そう信じている。




自分であきらめた夢を他人に託すのは、


あまりにも身勝手で、情けないことかもしれない。


だが、俺の夢は変わらない。


学校を造る。


建築士として造ることはできないかもしれない。


ただ、方法はいくらでもある。


俺は自分の夢を叶えるために


また


努力する。


彼らの夢も俺の夢。


仲間の夢は、


俺の夢。 


彼らの夢の達成。


それは俺の夢の達成。


俺の夢は


いつまでも


途絶えることはない。


仲間が増え続けていく限り。