安室ちゃんは、ライブでしゃべらないのが有名だった。

しかし、しゃべってくていた時期もあった!

ファンとの距離が近いライブハウスでは、
『今日は⚪⚪は~?』(ファンとして息子さんの名前は伏せます!)

と聞かれると

『今日⚪⚪はおうち~』
なんて、笑顔で応えていた✨

一番前にいたファンが、
ディズニーのカチューシャを差し出したら
頭に付けて見せてくれたこともあった!

ある時は、ステージから降りて、
はいタッチをしてくれる時もあった。


あるライブで、so crazyのイントロが流れたが、
あきらかに何かがおかしかった。

何か楽器が一つ足りてないかな?という違和感があった。

安室ちゃんを見たら、
躍りながらも舞台袖を見ていたので、
やはり何か起きたらしい。

するとその後、安室ちゃんは歌うのをやめて、
演奏をとめた。

『今トラブったよね⁉️』
マイクを通してスタッフに訴えた。

ファンに向かって
『私は何にも間違ってないんだけど!』
と、念を押したのだ!

その日はビデオ撮影があったため、
完璧な状態で残したかったそうだ。

そんなトラブルもファンにとっては
貴重な体験だった。

大分昔、どうしても歌詞を間違えてしまう曲があった。

踊りは決して間違えないのに、
その曲はなぜか歌詞が飛んでしまうらしい(笑)

そんなときは一生懸命私たちが歌う❗
大丈夫、私たちがうたうよ~という想いで💕

努力を見せず、
誤解されることがあっても
決してそれを語らない。
どれほどの葛藤があったのだろうと
せつなくなるくらい。

そんな彼女はとてもかっこよかった!

ある曲を歌って、思わず泣いてしまっても
それがなぜか理由はわかっている。

それくらい、
ファンは彼女を理解していたんではないだろうか。




ある年、
あれっ、今日はMC無かったな?
そんな日があった。

たまたまかと思ったが、
それからしゃべってくれることがなくなった。

何回かはどうしたんだろうなぁと気になっていたが、そのうちそれが当たり前に思えてきた。

こういうスタイルにしたんだろう

完璧主義の安室ちゃんは、
その年のライブが終わる頃に、
やっとテレビで一部映像が流れる。

他のアーティストは、
始まった日などに流れてる事が多いが、
安室ちゃんのは、観られない。

以前、ライブ終盤にやっと納得出来るかたちになると語っていたことがあったので、
とても納得出来た。

だから最後のライブツアー
fainallyの映像が早々に流れた時は驚いた。

驚いたが、
最後だからなのだなぁと、また実感させられた。


そしてファイナリーツアーでは、
ライブ終わりに安室ちゃんが語ってくれた。

何年ぶりに話し声を聞けたのか?

マイクを持っただけで、
みんなが 
もしかして?とざわつく。

安室ちゃんが話し出すと、
大きな歓声が❗

私は一言も聞き逃したくなかったので、
ただひたすら耳を澄ました。

胸が痛くて、胸が苦しかった。

必ずいてくれると思っていた人が
いなくなる衝撃。

そして
わたしたちも前に進まなきゃいけないんだよね
と、考えさせられた。

何だか今日はやけに安室ちゃんを思い出した日だった。