これは私がシュウマイを買い続けた17年の日記。
家族って大事、だから難しい。
私は毎年、2回か3回シュウマイを買う。
今まではたまに買って食べていたシュウマイを、ある日突然見るのも嫌になってしまった。
それでもシュウマイを買わなければいけない。
お茶は70度で入れなければいけない。
私の両親は熱々のお茶を好んでいた。そのため私もお茶の温度にこだわりはなく、だんなもホッとで飲むもの全て熱々だった。
結婚後家を購入し、義両親を招いた。
熱々のお茶を出した。
義父に『まず、お茶が熱い』と言われた。
義母には『うちは70度になるように、ポットに入れてさましてるの』と言われた。
そこで初めてお茶に温度設定が必要なことを知った。
いつも熱いまま飲んでるだんなは何も言わずに笑ってた。
次に義両親に会ったとき、『料理学校に行ったら?』『今いろいろあるでしょ』
と、開口一番に言われた。
私は『あっ、そうですね』と応えるのが精一杯だった。
どうやら、先日招いた時に出した私の料理がとても不味かったらしい。
『うちのお母さんはセンスがいいからいろいろ聞いたら?料理はセンスだから。』
そっかぁ。料理教室に通えと言うほど不味かったのかぁ。
確かに緊張しすぎて手が滑り、筍の味付けに醤油を多めにいれてしまった。
でも、もう替えの筍はない。
仕方なくそのまま出した。
自信作のパスタも出した。
何か言われるかと思ったが、両親は終始笑顔で、和やかに食事は終わった。
と、思ってたのに…