少し前になりますが、この前の受診日、行き帰りの電車で読んだ本です。
内容としては、筆者の子供の算数的な間違いについての考察です。
娘も少しずつ算数的なことに興味を持ち出し、突拍子もない発言を多々しているので興味を持ちました。
算数的な話もなかなかためになる内容でしたが、
最後のまとめが心に沁みました
一部箇条書きにすると、
誤りは宝物である。
誤りは悪いものではない。
誤りには役割、価値がある。
試行錯誤→誤りを繰り返す中で正しい解決法が見出だされる。
誤りを面白がり、見守る。
我々は誤りに厳しすぎる。
誤りに過剰に反応せず、長期的な視野とゆとりを持って接する。
誰もが誤りから出発して正解への道をたどる。
算数の話にとどまらず、育児にも通ずることばかり。
もっと言えば、人生そのものにも言える。
失敗(誤り)ばかりの私の人生。
今までも、失敗から学び、新たに挑戦してきた。
何度も何度も。
失敗をダメなものととらえず、失敗に価値があったと考えることもできるのか。
私の人生の正解はまだ見えません。
あと何回失敗したらわかるのでしょうか。
一生わからないかもしれないけれど、これからも試行錯誤を繰り返して行くしかないのかもしれません。
久しぶりに本が読めたけど、良い本で嬉しいです