今回は、グループ登山ということで3人で御殿場口からアタックしました。
メンバーは、会社の仲間(以前、私が所属していた部署(事業所が違います)の
若者(28歳と29歳、なんと!15歳も離れてる><)ふたり。
出発は、いつもより早くて18:30に自宅まで迎えにきてくれるとのこと。車の運転
が無いっていうのは気楽なものだ!前回の轍を踏まえ、しっかり昼寝をしたと言いたい
ところなのですが、ほとんど眠れなかった><
途中、御殿場の国道沿いで夕食を食べ御殿場口5合目に20:45ころに到着。パラパラと
雨が降っている。ちなみに、御殿場口5合目は、標高1440メートルと富士宮口に対して
960メートルも低く、頂上までの行程も11キロと富士宮口と比べて6キロも長い距離です。
正直のところ、この標高差と距離差だったら出発する時間を早めれば大したことはない
だろうとタカをくくっていたのですが・・・
出発は、21:30。写真1,2枚目は、出発前の余裕シャクシャクの状態です。当然ながら
登山道入口には、通行止の看板が掲示してあります。自己責任でしっかりと装備を持っ
て登るというのがお約束ですね。
登りだして思ったことは、非常に登りやすいということ。結構、急な場所もあるけれど
も大きな石があるわけでもなく、高い段差があるわけでもない。なかなかのペースで
登ること1時間。計画的に休息をということで10分の休憩(写真3枚目)。まだまだ余裕
の表情ですな!ふと見ると、K美君のリュックにテニスラケットが刺さっている(写真4
枚目)?“何持ってきてんの?”と聞いたところ、“山頂で素振りをするとのこと”(笑)
そこからしばらくは、順調に休憩をとりながら進む。御殿場口は、低い上に山小屋が少ない
というのが難点(まあ既に、山小屋は閉まっているので関係ないのですが登る上での目安
が少ないということは、非常に精神的ストレスになります)。途中、少しだけ降っていた
雨もやみ、満点の星空です。休憩時に寝転んで、眺めること数回。決して住んでいるところ
では、見れない星空を堪能しました(この時は、まだまだ余裕があったんですね)。
順調に登っていたことに変化が現れたのが、6合目(?)くらいでしょうか?道がやたらと
ジグザグ状態で急になってきたころ。それまでワイワイ登っていたのに、口数が少なくなっ
てきて規則的にとっていた休憩もやたらと多くなってきた。
7合目についたころ(4:00ごろ)。思っていた以上に、距離の多さが負担になっている。この
ままだと、山頂での御来光は間に合いそうもないな。この時点で、K美君がヘロヘロの状態。
少し多めに休むことにする。とここで、休むついでに横になってしまったのが間違いの始まり。
結構な冷たい風が吹いているのにもかかわらず、3人とも寝てしまったのだ(爆)。気がつくと
東の空が明るくなってきている(まだ7合目なのに・・・)。それほどバテていない(という感
じだった)I井君を起こし、しばらく朝焼けの空を眺めることに。日の出までまだ少し時間がある
ので標高を稼ぐことにする。K美君を起こし、再び登山開始。でも、休んでしまった足はなかなか
前へは進まない。亀の歩みで一歩一歩進むしかない。7合4勺(?)くらいのところで御来光!!!
何回見ても、心が洗われる眺めだ。と、ここでK美君がおもむろにラケットを取り出し、御来光を
ボールに見立てて、写真を撮りだした。なるほど!こういう使い方もあったのね(笑)
御来光を見て感激したあとで待ち受けるのが、頂上までの長い(長く思える?)道のり。計画的な
休憩なんてどっかに行ってしまった。50メートル進んでは、3分休むの繰り返し。途中、眠ること
数回。とてつもなく時間がかかっている。
赤岩八合館からの最後の長い長い登りは、亀の歩みどころではないほど遅い登坂が続く。K美君も
I井君もヘロヘロのグロッキー状態。せっかく、ここまで来たのだから頂上も見えるのだし頑張ろう
と励まし登る(実を言うと、私もかなりグロッキーになっていてやめようかなんて思ったりしたの
ですが・・・)。
ヘロヘロになりながら、9:30頃山頂到着。何はともあれよかった!登頂と同時に、その場に横になる
3人。ホント疲れた>< お腹も空いたので、お湯を沸かしてカップラーメンを食べる。K美君に
“剣ヶ峰行く?”しばらく考えて“とりあえず大丈夫そうなので行く”とのこと。
そうと決まれば、早速出発!馬の背をいつもの調子で登りながらK美君はついてきているかな?と
振り返ると、下のほうで苦しそうにI井君と一緒にゆっくりと歩を進めている。その前を、富士登山
では、有名な佐々木さんが登ってきている。佐々木さんは、確か今年100回目の登頂だったはず。
佐々木さんより先に剣ヶ峰に着くことができたので、頂上に居た数人の方々と佐々木さんを拍手で
迎えることができた。その後、佐々木さんと一緒に記念撮影をさせていただいたりしていたが、K美君
とI井君がまだ登ってこない!?相変わらず、厳しい顔であえいで登っているのが見える。苦しい
思いをして登頂を達成して記念撮影!やったね!そこでK美君、またまたラケットを振り出して、写真
を撮ってと・・・(若いってのは、いいですね~~!あっという間に体力回復だからなあ)
あとは、下るだけです(お鉢めぐりは、さすがに体力の限界ということでやめました)。馬の背を
駆け下りるI美君。さっきの、疲労はなんだったんだ?
御殿場口登山道は、ものすごく下りやすい登山道です。ただし、好き嫌いはあるかもしれないけど
砂走り、私は苦手です。若者2人に置いていかれました。そんなこんなで、登山口に戻ったのが
13:30。なんと、総時間16時間。恐るべし、御殿場口登山道!(弾丸で登るからいけないんだよって
声が聞こえそうですが・・・)
そうそう、下ってくる途中のお昼ごろ、日の出館の前で富士登山初めてという人が“あとどのくらい
ですか?”と声をかけてきました。I井君が、“これからだと、夕方までかかる可能性があるから
装備をきちんと持ってなければ、止めたほうがいいよ”と言ったのですが“装備は、きちんとある
ので”と見せてくれたのがプライスタグがついているヤッケ!!!ザックも小さなものだったし
食料とかは、持ってなさそうでしたがそれ以上言っても埒があかないのでその場を後にしました。
ふたりが遭難しないことを祈ります。
*****番外*****
帰りですが、東名高速がシルバーウィークの帰り車渋滞と事故で渋滞45キロとの表示!!!
急遽、高速をやめて1国と西湘バイパスで帰ることに。でも甘かった><箱根と西湘の降り口
の渋滞に巻き込まれました。さらに追い討ちをかけるがごとし、湘南バイパスに乗ったら、
ガス欠!!!(おいおい!ガソリン入れとけよ、I井君)自動車保険の安心サービスで給油を
してもらい、22:00に家に到着しました。
いろいろと大変だったけど楽しい富士登山になりました。今回も“もう登らない!”と思いま
したが、また来年も登るんでしょうね!
とりあえず、今年の富士登山は終了ということになります。まさか、今年4回も登るとは思い
もしていませんでしたが、富士登山を通して色々な人と知り合えたことが大きな力になったん
だと思います。
富士山、ばんざ~い!!!
メンバーは、会社の仲間(以前、私が所属していた部署(事業所が違います)の
若者(28歳と29歳、なんと!15歳も離れてる><)ふたり。
出発は、いつもより早くて18:30に自宅まで迎えにきてくれるとのこと。車の運転
が無いっていうのは気楽なものだ!前回の轍を踏まえ、しっかり昼寝をしたと言いたい
ところなのですが、ほとんど眠れなかった><
途中、御殿場の国道沿いで夕食を食べ御殿場口5合目に20:45ころに到着。パラパラと
雨が降っている。ちなみに、御殿場口5合目は、標高1440メートルと富士宮口に対して
960メートルも低く、頂上までの行程も11キロと富士宮口と比べて6キロも長い距離です。
正直のところ、この標高差と距離差だったら出発する時間を早めれば大したことはない
だろうとタカをくくっていたのですが・・・
出発は、21:30。写真1,2枚目は、出発前の余裕シャクシャクの状態です。当然ながら
登山道入口には、通行止の看板が掲示してあります。自己責任でしっかりと装備を持っ
て登るというのがお約束ですね。
登りだして思ったことは、非常に登りやすいということ。結構、急な場所もあるけれど
も大きな石があるわけでもなく、高い段差があるわけでもない。なかなかのペースで
登ること1時間。計画的に休息をということで10分の休憩(写真3枚目)。まだまだ余裕
の表情ですな!ふと見ると、K美君のリュックにテニスラケットが刺さっている(写真4
枚目)?“何持ってきてんの?”と聞いたところ、“山頂で素振りをするとのこと”(笑)
そこからしばらくは、順調に休憩をとりながら進む。御殿場口は、低い上に山小屋が少ない
というのが難点(まあ既に、山小屋は閉まっているので関係ないのですが登る上での目安
が少ないということは、非常に精神的ストレスになります)。途中、少しだけ降っていた
雨もやみ、満点の星空です。休憩時に寝転んで、眺めること数回。決して住んでいるところ
では、見れない星空を堪能しました(この時は、まだまだ余裕があったんですね)。
順調に登っていたことに変化が現れたのが、6合目(?)くらいでしょうか?道がやたらと
ジグザグ状態で急になってきたころ。それまでワイワイ登っていたのに、口数が少なくなっ
てきて規則的にとっていた休憩もやたらと多くなってきた。
7合目についたころ(4:00ごろ)。思っていた以上に、距離の多さが負担になっている。この
ままだと、山頂での御来光は間に合いそうもないな。この時点で、K美君がヘロヘロの状態。
少し多めに休むことにする。とここで、休むついでに横になってしまったのが間違いの始まり。
結構な冷たい風が吹いているのにもかかわらず、3人とも寝てしまったのだ(爆)。気がつくと
東の空が明るくなってきている(まだ7合目なのに・・・)。それほどバテていない(という感
じだった)I井君を起こし、しばらく朝焼けの空を眺めることに。日の出までまだ少し時間がある
ので標高を稼ぐことにする。K美君を起こし、再び登山開始。でも、休んでしまった足はなかなか
前へは進まない。亀の歩みで一歩一歩進むしかない。7合4勺(?)くらいのところで御来光!!!
何回見ても、心が洗われる眺めだ。と、ここでK美君がおもむろにラケットを取り出し、御来光を
ボールに見立てて、写真を撮りだした。なるほど!こういう使い方もあったのね(笑)
御来光を見て感激したあとで待ち受けるのが、頂上までの長い(長く思える?)道のり。計画的な
休憩なんてどっかに行ってしまった。50メートル進んでは、3分休むの繰り返し。途中、眠ること
数回。とてつもなく時間がかかっている。
赤岩八合館からの最後の長い長い登りは、亀の歩みどころではないほど遅い登坂が続く。K美君も
I井君もヘロヘロのグロッキー状態。せっかく、ここまで来たのだから頂上も見えるのだし頑張ろう
と励まし登る(実を言うと、私もかなりグロッキーになっていてやめようかなんて思ったりしたの
ですが・・・)。
ヘロヘロになりながら、9:30頃山頂到着。何はともあれよかった!登頂と同時に、その場に横になる
3人。ホント疲れた>< お腹も空いたので、お湯を沸かしてカップラーメンを食べる。K美君に
“剣ヶ峰行く?”しばらく考えて“とりあえず大丈夫そうなので行く”とのこと。
そうと決まれば、早速出発!馬の背をいつもの調子で登りながらK美君はついてきているかな?と
振り返ると、下のほうで苦しそうにI井君と一緒にゆっくりと歩を進めている。その前を、富士登山
では、有名な佐々木さんが登ってきている。佐々木さんは、確か今年100回目の登頂だったはず。
佐々木さんより先に剣ヶ峰に着くことができたので、頂上に居た数人の方々と佐々木さんを拍手で
迎えることができた。その後、佐々木さんと一緒に記念撮影をさせていただいたりしていたが、K美君
とI井君がまだ登ってこない!?相変わらず、厳しい顔であえいで登っているのが見える。苦しい
思いをして登頂を達成して記念撮影!やったね!そこでK美君、またまたラケットを振り出して、写真
を撮ってと・・・(若いってのは、いいですね~~!あっという間に体力回復だからなあ)
あとは、下るだけです(お鉢めぐりは、さすがに体力の限界ということでやめました)。馬の背を
駆け下りるI美君。さっきの、疲労はなんだったんだ?
御殿場口登山道は、ものすごく下りやすい登山道です。ただし、好き嫌いはあるかもしれないけど
砂走り、私は苦手です。若者2人に置いていかれました。そんなこんなで、登山口に戻ったのが
13:30。なんと、総時間16時間。恐るべし、御殿場口登山道!(弾丸で登るからいけないんだよって
声が聞こえそうですが・・・)
そうそう、下ってくる途中のお昼ごろ、日の出館の前で富士登山初めてという人が“あとどのくらい
ですか?”と声をかけてきました。I井君が、“これからだと、夕方までかかる可能性があるから
装備をきちんと持ってなければ、止めたほうがいいよ”と言ったのですが“装備は、きちんとある
ので”と見せてくれたのがプライスタグがついているヤッケ!!!ザックも小さなものだったし
食料とかは、持ってなさそうでしたがそれ以上言っても埒があかないのでその場を後にしました。
ふたりが遭難しないことを祈ります。
*****番外*****
帰りですが、東名高速がシルバーウィークの帰り車渋滞と事故で渋滞45キロとの表示!!!
急遽、高速をやめて1国と西湘バイパスで帰ることに。でも甘かった><箱根と西湘の降り口
の渋滞に巻き込まれました。さらに追い討ちをかけるがごとし、湘南バイパスに乗ったら、
ガス欠!!!(おいおい!ガソリン入れとけよ、I井君)自動車保険の安心サービスで給油を
してもらい、22:00に家に到着しました。
いろいろと大変だったけど楽しい富士登山になりました。今回も“もう登らない!”と思いま
したが、また来年も登るんでしょうね!
とりあえず、今年の富士登山は終了ということになります。まさか、今年4回も登るとは思い
もしていませんでしたが、富士登山を通して色々な人と知り合えたことが大きな力になったん
だと思います。
富士山、ばんざ~い!!!