2020/01/03 投稿

Harvey Brooks ハーヴェイ・ブルックス(b)
Kal David カル・デビッド(g)
Marty Grebb マーティ・グレブ(key,sax)
この三人が中心となったバンド
The Fabulous Rhinestones (ファビュラス・ラインストーンズ)

1972年 ファーストアルバムではポール・バターフィールドが1曲参加
この1曲の為にアルバム買ったとしても損はしません。そんな出来のアルバムです。

今回紹介アルバムは(1973年)セカンドアルバムです
このアルバム 参加者が豪華なのです。(下のDiscogsをポチって下さい)
バリー・ロジャース,ランディ・ブレッカー,マイケル・ブレッカー,トゥーツ・シールマンス....
(4曲目で聴けるクロマチックハープソロは聴きものですよ〜)
ジョー・ウォルシュが何故かシンセサイザー プログラミング? ギター弾かなきゃ....

当時バリー,ランディ,マイケルさん達ブラス隊はウイル・リー,ビリー・コブハムと

"ドリームス"と言うバンドでレコーディングしたりトッド・ラングレンのバックでレコーディング

したりと超売れっ子

 

このセカンドアルバムには ポールさん所からデヴィッド・サンボーンさんが参加
サンボーンさん 1967〜71頃はバターフィールド・ブルース・バンドに参加してたんですよね。
1945年生まれなので22歳で参加。凄いですね〜日本で言えば大卒ですよ(笑)

 

きっとハーヴェイ・ブルックスさんとポール・バターフィールドさんはウッドストック繋がりで
「あのさぁ ポールが吹けないんならデヴィッドを貸してよ」

なんてやり取りがあったか?なかったか? 勝手に妄想しちゃいます(笑)
兎に角ブラス隊を充実させる為に引っ張って来たのかな?等と思ってます。

このセカンドアルバムではギターソロも加減しロック色も控え目にアレンジされ

またマーティ・グレブさんとジョー・ウォルシュさんによるシンセも控え目で上手くハマり
ブラスソロも大変気持ち良いブラスロックに仕上がっています。

さてこのアルバムの中でも異色な曲がアルバム最後のサンボーンさん作 "Whitecaps"
ロックアルバムですがフュージョンしてます。流石にカル・デビッドさん出る幕ナシです
「1曲オリジナル曲を録音させてくれればアルバムに全面参加しますよ」なんて言ったんじゃ?
そんな風に想像しちゃいます。
まだリーダーアルバムが作れないサンボーンさん。この曲は数少ないチャンスを物にした
キャリア初期のオリジナル曲です。

 

 

ちなみに.....

バリー・ロジャース,ランディ・ブレッカー,マイケル・ブレッカー,デヴィッド・サンボーン

この4人は1973年 Todd Rundgren – A Wizard, A True Star に参加しています

 

 

このアルバム以降 ジャズ,フュージョン好きの皆んな知る"ブレッカーブラザーズ"に参加
そしてソロアルバムの製作へ.... 輝かしいキャリアへ扉が開くのです。


Album
Freewheelin'
Artist
The Fabulous Rhinestones
□Deta
AllMusic
https://www.allmusic.com/album/freewheelin-mw0001878777
Discogs
https://www.discogs.com/release/7273847-The-Fabulous-Rhinestones-Freewheelin
Online Music Streaming (全曲聴けるものはYouTubeにしかありませんでした)
https://www.youtube.com/watch?v=OI8iqQqBe0g
etc
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Motion picture

 

R.I.P. David Sanborn