THE PEAKS Round10 榛名山の参戦記その3。

今回はエイド3からゴールまでの後半戦。

ST1の上りで残り時間を計算したらかなり危ういことが発覚。

本当はさっさとエイドを出発したかったのですが…。

 


 エイド3~ST4

エイド3での猶予時間は20分。ですが、余裕をもって10分以内には出発したいところ。ただ、急ぎたい気持ちはありますが、時間はお昼時。ラストに備えてしっかりと補給したいところです。

結局、バナナとオレンジ、そして塩むすびとカレーを選択しました。

 

片手に果物と塩むすびを乗せた皿、もう片手にカレーの器を持ってウロウロ。

椅子が空いていたので腰掛けます。

両手が塞がっていたのでカレーの器を腿の間に置こうとした瞬間、

「パキッ」

器が持っていた箇所から折れて、カレーが両内腿にドバァァァ!

ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

 

手洗い用水で急いで流すも、カレーの油分が明らかに残っています。

せっかくのPEAKS奥日光フィニッシャージャージなのに!柄の無い黒地の部分にこぼれたのがせめてもの救いです。

水で流しただけでは心配なので、スタッフさんに声をかけてウェットティッシュでふきふき。さらにアルコールを吹き掛けると、幾分マシになりました。

改めて食事を済ませてエイドを出発。時間は12時5分。10分以内に出発するはずが、15分もかかってしまいました。あーあ。

 

ST4へと向かう県道28号は車通りが少ない割に道路幅も広く、路面状況も比較的良好で安心して下れました。

続々と上ってくる参加者たち。やはりだいぶ遅れ気味のようです。

…それにしても下りが長い。これだけ下ると、上り返すのが億劫になります。

 

ST4の手前、厚田交差点あたりで一気に他の参加者と合流。そのままパックでST4の吾妻線郷原駅に到着しました。

急いでチェックをしてもらったら横断歩道で反対車線へ。元来た道を戻ります。


 

厚田交差点から上りが始まりますが、上りが始まった瞬間にパックの人たちから離されていきます。もう、力が出ません。

上りの途中でどんどん抜かされていき、その度にその人の着けているバンドの色に注目してしまいます。そしてついに、変態やド変態の参加者たちにも抜かれ始めるようになってしまいました。

 

少し上る度にサイコンで上りの残り距離を確認します。

相変わらずタイムはかなりギリギリですが、少しでも希望があるかぎり脚は止めません。

速度は10km/hを下回ることがほとんどになってきましたが、着実に先へ進みます。

まだ間に合うはずだ!

 

もう、この区間は斜度とか景色とかの記憶が殆どありません。

それくらい、ただただ必死でした。

 

 エイド4~ST5

ラストのエイドに駆け込んだのは13時50分過ぎ。

とにかく停まっている暇は無いので、ゼリー飲料2つとコーラを流し込み、ドリンクを補充してもらってすぐに出発しました。

 

エイドを出発してすぐに右折して県道126号へ。

相変わらず下りの前にあるちょっとした上りが嫌らしい。短い上りを終えてさっさと下ります。

この時ばかりは、下りでも「さっさと終わってくれ!」と思っていましたが、なかなか終わりません。これ以上、上りを増やさないでおくれ…。

 

やっとST5のふれあい公園に到着。

チェックを済ませたらこの日始めてのトイレへ。


残り時間は約100分。たぶん、まだ行けるはず。

 

最後の上りに出発。

斜度はそこまでキツくもなく、これなら時間内にゴールできそうです。

サイコンには残り平均斜度が10%と表示されていますが、キツいところがポツポツあるくらいでしょう。

その時はそれくらいにしか考えていませんでした。

 

上り始めて半分くらい走った頃、突如目の前に壁が現れました。

あまりの斜度に、前を走っていた参加者が自転車を降りてしまいます。

なんだこれは、最後にこれか。

下っている時はそのキツさに気づかないものですね。下っているときに気づいていれば、もう少し覚悟ができていたのに。

 

そしてこの斜度がなかなか緩まない。ずーっとキツいまま。

序盤の余裕が一気になくなります。時速は5~6km/hしか出ていません。もしかしたら押し歩いた方が早いかもしれない。

5km/hで残り距離を計算すると…もう瀬戸際です。

後続の参加者と「キツいですねー!」なんて話していましたが、その方のバンドは赤色。私より後に出発した人です。

 

ああ、また後発の人に抜かれそうだ。やっぱりもう間に合わないかもしれない。

自転車を降りて路肩で休む人、押し歩く人、えずきながら上る人。中には先発の黄色バンドの人も。

みんなもうキツいんだ。

でもだれも諦めていない。

私も諦めてたまるか!

 

幸い、脚を攣りそうな感覚などは無く、どんなに遅くても停まることはしません。

カーブの数を表す看板は確実にカウントアップしていきます。

たしか頂上は40番だったか。あと20…あと10…。

と、突如38番で上りが終わりました!

40番まで上る覚悟していたので、ほんの僅かですか嬉しい誤算!

タイムアップまであと15分弱!これはもらった!!

 

せっかくのフィニッシャージャージのチャックを閉めることもせずにダウンヒル。

下りきって左折したら、もうゴールは目の前。

たくさんのスタッフさんや参加者たちが見える。

スタッフさんが叫ぶ。

「11分前!」

サイコンを止めることも忘れてゴールへと飛び込みました。

 

だから、私の走行時間はきっと9時間19分。

本当に危なっかしく、辛かった私のPEAKSが終わりました。

 

 

 ゴール後

私の前にゴールした人がチェックを受けている間、スタッフさんに話しかけられます。

 

ス「どうだった?」

私「最後の…!」

ス「みんなそれ言う(笑)」

 

やっぱりみんなキツかったようです。

 

チェックを受けて氏名を確認し、無事にフィニッシャー認定!

フィニッシャータオルを掛けてもらうことができました。

先にゴールした友人たちが駆け寄ってきてくれました。


フィニッシャーボードの前で写真を撮ろうとしたら…あらまぁすごい列!

後で撮ることも考えましたが、ここは素直に最後尾に並びます。

 

ここで、友人が一人ゴールしていないことに気づきます。

先の友人たちがゴールで待ち構えていますが、まだ姿は見えていないようです。

そして無情にもタイムアップ。

約10分後にやって来た彼は、キツかった!と笑ってはいましたが、やっぱりどこか悔しそうでした。

 

写真撮影を終えて、お決まりのボードに書き書き。

他の書き込みからみんなの喜びが伝わってきます。


最後に友人たちとプチ反省会。念願のポテチを山盛りいただきました!

 

これにて私のTHE PEAKS 榛名山はおしまい!今回も、辛かったけどとっても楽しかった!

トリプルクラウンまであと1つだ!


 

……この後、スマホが圏外になったまま回復しなくなり、そのまま帰宅困難者になりかけたのはまた別の話(笑)

 


 

THE PEAKSを開催してくださったスタッフの方々、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。

過去のPEAKS参加者に話を聞いてみると…

 

蓼科完走者 「榛名山のほうがキツかった」

熱海2完走者「榛名山のほうがキツかった」

奥日光完走者「榛名山のほうがキツかった」

 

と言っていたので、記念すべき10回目にふさわしい(?)キツさだったのではないでしょうか。

 

私自身は、なんとか時間内完走はできましたが、今回はろくな準備もできず、心身のコンディションも悪いまま参加した結果、前回の奥日光以上に反省点の多いライドとなってしまいました。

それでも、終わってみればすべて楽しかった思い出になってしまうのがPEAKSなんです。

次の参加はいつになるのかわかりませんが、次こそは万全の状態で挑んでトリプルクラウンを獲ってやろうと思います!

 

スタッフ、ボランティア、そして参加者の皆さん

お疲れさまでしたー!!