昨日、ちょっと時間があったので暇つぶしも兼ねて
とある画廊に入ってみた。

そこでは洋画家の個展が開かれていたのだが、
そのうちの1枚の絵に目を奪われた。

A4ほどのキャンバスに、鉛筆のようなもので
ネコが描かれている。それも驚くほど乱雑なタッチで。
さしずめ「殴り描き」といったところか。

「ネコ」だと分かるには分かるのだが、
どこからどう見ても子どもが描いたような絵。
小学校の図工の時間に仕上げた作品と言われたところで、
微塵も疑わない。
これが道端に落ちていたって、拾わない自信がある、
そんなレベルだ。


このネコの前で、僕はしばらく立ち尽くしてしまった。


では、この絵は一体いくらなのか?
いくら払えば許してくれるのか?
絵心のない僕の興味は、もはやそこにしか向いていない。


勇気を振り絞っておもむろに値札に目をやると…


0(一)

0(十)

0(百)

0(千)

0(万)

5(十万)

2(百万)


\(゜□゜)/


¥2,500,000


\(゜□゜)/


250万円


\(゜□゜)/


そ、そ、そんな…。