本当のことかもしれない、と思わされながら
事実ではありませんでした
という安心感に
魅力を感じるのは僕だけでしょうか?
ノンフィクションというだけで
その結末に
自分の未来を重ね合わせ
一抹の不安を覚えたことはないでしょうか?
例えば
映画『フォックスキャッチャー』を観たときに
オリンピックのメダリストに
実際こんなことがあったんだなと
観終った後も、何だか重たい気分に陥ってしまったことがあります
ただ
世の中の風潮として
これはフィクションですと言った瞬間
なーんだ
と見放されてしまう節があるように思えて
フィクションは
SNSやネットの中で体験してるから
もういらないのでしょうか
僕は空想することで
ちょっと幸せな気分になって
それを形にできたら
また幸せなわけで
フィクションに
骨の髄まで浸かった人生を送りたいなと
思う今日このごろです