さっそく
映画館に行ってきました
ガス・ヴァン・サント監督
『永遠の僕たち』
事故で両親を亡くしてから
生きることに後ろ向きなイーノックと
余命3カ月のアナベルの恋愛物語
イーノックは事故で昏睡状態に陥って以来
日本軍人の幽霊ヒロシが唯一の友達となる
二人は余命3ヶ月ということを知りながら
惹かれあい
3人でアナベルの死を受け入れる準備をする
余命3カ月なんてよくある設定ですが
なんとも
演出がキュート
アナベルは死を受け入れていて
その潔さがとにかくかわいい
両親の死も
アナベルの死も
愛する人の死を
受け入れられなかったのはイーノックの方で
彼が苦悩を乗り越えるというのが
この映画のテーマです
ただ
悲しいはずの物語なのに
観終わったときに
ちょっと幸せな気分になります
言葉では上手く言えませんが
ラストのイーノックの表情がたまらんのです
ガス・ヴァン・サント監督の魔法でしょうか
イーノック役のヘンリー・ホッパーは
故デニス・ホッパーの息子で
撮影当時
父が闘病生活を送っていたことが
きっと芝居に反映されていたのでしょうね