
公園にある1mくらいの登り棒(?)に
初めて一人で登れてうかれているあータン。
昨日まではどうやっても
二段目に体がスッポリおさまってしまい、
座ってしまったらもう上には登れなくなり
途中でブスーっとふくれていたのに。
彼女は自分が出来ないことがあると
すぐ癇癪をおこすけど
「あたち本当はこんなの別にできなくてもいいから。」
みたいな雰囲気を醸し出しながらも
地味ーに練習する。
そして出来るようになったときの
あの喜び様w
「しゅぅー(すごーい)!しゅぅー!」と言って跳ねる。
母に似ず、努力家。
母はね、ダメ(笑)。
私、なんでもそつなくこなせるタイプだから、
それとなーく出来てればそれ以上も求めないし
最初っから出来なければ
私とは縁のないものだと放置するタイプなのよね。
あータンを見習わなきゃなー。
ほんで。
私はそこそこ神経質ですけど
あータンはもっと神経質です(苦笑)。
トイレが終わると
水を流してフタを閉めて
その上に自分の補助便座を置かないと
トイレから離れてくれません。
教えてないのに。
補助便座を上に置かれたら
面倒くさくてしょうがないのに(苦)。
なんだったら
遊んだおもちゃをすぐに片付けるとかいう
神経質さが欲しかった。
借りてきた本の、
読んだ本は右の列へ。
未読は左側。
彼女なりのポリシー。
これも教えてない。
教えていないことをされると
本当にビックリする。
あんなに小さいくせに
自分で考えて行動しているかと思うと
感心を通り越して
笑いが出る。
成長っておもしろい。
しかしなんと言っても
いま一番おもしろいのは言葉の成長。
朝、まだ私が寝ているうちに
先に起きたあータンがリビングに移動しに行った。
リビングのドアがうまく開かなかったらしく、
「ままー、こっちきてー」と呼ばれた。
いつのまに3語分を!?と、ビックリして
飛び起きた。
彼女も言葉がどんどん増えてきているのが
かなりおもしろいらしく、
こないだ寝かしつけている時に、暗闇の中、
「ごえんなじゃい(ごめんなさい)」と
爆笑しながら発語の練習をしていた。
彼女が爆笑してなかったら
どんだけ謝罪させる母親なのかと
近所から虐待を疑われ通報されていたかもしれないくらいの
エンドレスごえんなじゃい。
そして「ごんにじあ(こんにちわ)」ブーム到来。
頭を下げながら、なぜか低い声で
「ごんにじあ」。
知らない人にはできないくせに
家の中だと出会い頭の度にごんにぢあー。
洗面所でごんにぢあー。
寝室でごんにぢあー。
声が低すぎるのが謎(笑)。
夕飯の支度中に空腹になると
キッチンに入るなり
「ごんにぢあー」
と挨拶をしてお菓子BOXを「コンコン。コンコン。」
お菓子を見せて
母 「ちょーだい、は?」
娘 「ちょーだい。」
母 「どーぞ。」
この、「ちょーだい、どーぞ」の件は
段々短縮化されていった。
お菓子を見せて
母 「ちょーだい、は?」
娘 「ちょーだい、どーぞ。」
母、セリフを取られる。
あータンの一人ちょーだいどうぞ。
その次はこうだ。
お菓子を見せて
母 「ちょーだい、は?」
娘 「どーぞ。」
まさかの下克上。
え。母が礼を言うのか?と思わせるほど流暢。
本人も短縮している自覚があるらしく
常に爆笑。
「ちゅみき(つみき)」「ちょうちょ」
「みみも(りんご)」「おちゃ(お茶)」
けっこうなんでも言えるのに
いまだにパパのことをママと呼んだり
ママのことをパパと呼んだりするのは
一体何なんだろう。
んーーーー・・・
どう考えても嫌がらせだ。