こんにちは。
今回は、短大時代の授業などのお話です。
ピアノはとにかく練習量がかなり物を言うので、隙さえ
あれば大学の練習室で練習していました。
休みの日は最大8時間練習室にいたことがあります。
でも、故・ハネケンさん=羽田健太郎さんは学生時代に
最長一日16時間とか練習されたとのことでしたから、
まだまだですね…。
まず、音大という所、学生は女子が殆どで、男子は
本当に少数で、器楽の吹奏楽系の人が殆どでした。
カレシを作りたい女子は、他の大学との交流にかけて
いたようです。
また、専攻によって、外見?佇まいとかが違っていて、
ピアノ科は練習量が半端ないので、大体まじめで
おとなしめ、声楽科はお化粧バッチリ派手目で華やか、
弦楽器・吹奏楽器はそれぞれの楽器の特徴と似たような
感じの人が多かったみたいです。
私の短大では1年時は年間に4回、2年では3回の
試験がありました。
主科の科目と副科の科目の実技試験です。
それぞれ、担当の先生が選んで下さった曲を演奏します。
声楽主科の方達は、イタリアの古典歌曲から日本の
歌曲、オペラのアリアなどを学びます。
副科の声楽では、イタリアの古典歌曲を学びます。
初めて触れる曲ばかりでしたが、素敵な曲が沢山あり、
歌うのは本当に楽しかったです。
声楽や器楽の試験では、学生が伴奏者を務めます。
私自身の声楽の試験では、下宿が同じだった女子と
お互いに伴奏をし合いました。
声楽科の学生は、伴奏者探しが大変です。
大学の練習室で練習していると、外で待っていた
声楽科の生徒に声をかけられ、伴奏を頼まれること
がよくあり、断るのも可哀想で、フルート1名と
併せて最大6名の伴奏を引き受けてしまいました。
二人での合わせる練習の他に、それぞれの先生の所に
レッスンを受けに行かねばなりません。
時間をとられて、自分の練習量不足を気付かれてしまい
ピアノの先生に「そんな事より自分の練習をちゃんと
やりなさい」と怒られて、何人かはお断りすることに
なってしまいました。
ここでちょっとプチ自慢…。
卒業間近の時、伴奏を受け持っていた学生の一人から
伴奏の御礼と共に驚きの話を聞きました。
彼女は指導の先生から、
『あなた、あの伴奏さんは絶対に手放しちゃだめよ』
と言われていたとのこと。
きゃ~嬉し~い! やった~!
私の伴奏態度がよかったってことですよねえ…。
実は、自負していることがあって…。
元々歌が好きだったことに加え、高校時代の恩師から
伴奏の心得を色々と指導されていたお蔭で、自分は
歌い手の呼吸や表現をサポートするのが結構得意だと
思っていたのです、
それが公けに認められたということで、安堵しました。
ということで、次回はもう少し、音大ならではの授業に
ついてのお話です。
では、また。
♪おまけクイズ 第7回♪ 答えは
ぞうさん でした
白い鍵盤(ソラシドレミファそらしど)で弾くと
ド~~ラソ~|ド~~ラソ~|ド~~レミそ|ミミレドレ~|
そ~~そミ~|らそミ~ド~|レ~~ミラソ|ド~~~~~||
となります。