能登半島の被害者の皆様、全国各地の災害被災者の皆様に

心からお見舞い申し上げます。

冷たい雨、台風の影響による豪雨の被害も心配です。

ただただご無事ですようにと祈るばかりです。

政府は一体何をしているのでしょうか。

早く国民の生命生活を守る仕事を始めてほしいものです。

軍事や他国への多額の資金提供などよりも、いま現在、

国内で困窮している国民の方を向いてほしいと思いますが、

医療や介護の現場で混乱を招くマイナカード保険証のゴリ押し、

法人税など金持ち大企業優遇をやめて累進課税にしたら

消費税など、貧乏な人からも多額の税金をむしり取る悪税

をやめることも出来る筈なのに、また、103万円の壁など

といって大学生や低所得者の所得税徴収を減らすとことを

言いながら、実は社会保険料負担は増となるようですし、

悪い事は何でも勝手に閣議決定で、国民の敵として思えません。

何よりも、学生がなぜアルバイトに人生の大切な時間を

費やさねばならないのでしょう? 学生が必死で稼がねば

勉学が出来ないような状況がなくなり、こども食堂が不必要に

なればいいのに、そこを改善しようという考えが、貧したことの

ない議員さん達にはわからないようで、絶望的な気持ちになります。

 

 

音楽のお話をしている余裕のある幸せに感謝して…。

今回は、こどものバイエル上巻 左手の変奏曲について 

です。

右手の変奏曲も左手の変奏曲も、<連弾曲>という形

ですので、まずは、私の指定したやり方で弾いてもらい、

その後、私と連弾してしっかり弾けたら合格です。、

その時は両手ユニゾンでメロディーを弾いてもらいます。

 

左手の変奏曲のテーマ(主題)は

 Aソシラシ

 A’ソシラソ

 Bラシラシ

 A’ソシラソ

という四連から出来ています。

また、楽譜には記載されていませんが、使われる音階は

ソから始まるト長調の音階です。

右手でカウントをしてもらったりする伴奏の和音は 

G(ソシレ) D7(#ファドレ)となります。

 

左手の変奏曲は7曲です。

両手の練習曲、右手の変奏曲と同様に、テーマは

全音符=4拍伸ばす形で、

変奏では 2分音符=2拍 付点2分音符=3拍

と音価(伸びる長さ)の確認をすることになります。

また、4拍子の他に3拍子、2拍子も出てきます。

右手の変奏曲よりも、テーマの音につけられる

「おまけ」の音が増えていたり、リズムやスラーの

付け方の変化に富んでいて、面白い曲ぞろいと思います。

 

まず、曲の構成を把握してもらうため、生徒さんには

同じ 似ている 違う という3種に分けてシールを

貼ってもらいます。

そして、音を読んでもらって、テーマ音の在処の確認から

始めます。

テーマ Var.2 のように単純にテーマの音が伸びる曲は

右手の和音で伸ばす音のカウントを、

また、Var.3 Var.5 など、音の動きが細かく小節の終わりが

伸びる場合はそこでカウントの和音を入れます。

 

Var.1 Var.6 Var.8 は、カウント・和音伴奏を入れず、

左手も1オクターヴ下で同じ音をユニゾン(斉唱)で弾いて

もらいます。

Var.7はテーマとおまけの音がごちゃまぜで、かなり大きく

変化している曲です。

基本の形いは伸びるおまけの音に和音をつけてもらいますが、

部分ごとにリズムが変化していますので、伴奏和音のリズムも

かなり複雑になります。

 

以前は、一連の変奏曲を終了した後にそれらのスタイルをマネて

生徒さん達にも変奏曲を作ってもらったこともあったのですが、

近年は実施していません。

再開してみようかな?とも思いますが、さて…。

 

変奏曲のレッスンについて、でした。

では、また。