ゼラニウムの花を知ったのは

子供のころに読んだ本の中だった

本の主人公はちょっと変わった帽子を

かぶったおばさんで、そのおばさんが

赤いゼラニウムの花を育てていたのだ

「ミセス・ハリス、パリへ行く」

子供頃に読んだ本の題名は

「ハリスおばさんパリへ行く」だった

懐かしくて1年ほど前に

映画館へ見に行ったのだが

感想を書いていなかった。

（この前アマプラで見直した）

舞台は1950年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦がある日働き先で1枚の美しいドレスに出会います。それは、これまで聞いたこともなかった、クリスチャンディオールのドレス。450ポンドもするというそのドレスに心を奪われた彼女はパリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋・・・？夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡。

私の記憶の中にあるハリスおばさんは

挿絵のせいでもあると思うけれど

小森のおばちゃまとかしまし娘の

正二花江ちゃんを足して２で割った

ような風貌だった。

なので映画のハリスおばさんがとっても

おしゃれできれいな人だったので

なんか違う、なんか違うんよ・・・と

思いながら見た。

ストーリーはほぼ忘れていたが

所々覚えているところも子供のころに

読んだ時と今では何となく

感じ方が違っているのが面白い。

他人から見たら不釣り合いに見える

オートクチュールのドレス

でも、ミセスハリスは夢をもって

その夢をかなえるために行動するわけです

いいことばかりではなくて

なんだかちょっとほろ苦いというか

あんまりやないの、それ・・・な

出来事もあったりするんだけれど

ミセスハリスの人生はとても輝いて

見えるんですよ

誰にでも親切でお人好しなミセスハリス

イギリスからパリに行ってディオールの店でも

いろいろな人たちと出会います

いい人ばかりではないけれど

みんな善良で愛情深いミセスハリスの事が

大好きになるのです

まあね、そんなにうまいこといきますか？

っていう展開もあるのだけれど

それはそれとして楽しめる映画だと思う

ただ、映画のラストは原作と違っていて

美しいドレスを着てダンスを踊る

ミセスハリスで終わってましたが確か

原作は美しいドレスよりそのドレスを

作ってくれた友人たちの方が大切

みたいな話だったような気

（めっちゃうろ覚え）

そもそも焼け焦げたからと言って

ハリスおばさんは

ドレスを川には捨てない

もうね、ここがどうしてもひっかかって

しまって素直に楽しめなかったのが

残念だった

原作を知らなければ問題なく

とっても楽しめる作品だと思います

子供の頃に読んだハリスおばさんは

おばさんというよりおばあさんみたいに

思っていたのだが今、自分がそのころの

ハリスおばさんの年齢になっている

ひゃぁーなんだか恐ろしいわ（笑）

昔の60才っておばあさんでしたよね

監督　　アンソニー・ファビアン

原作　　ポール・ギャリコ

キャスト

レスリー・マンヴィル（エイダ・ハリス）

イザベル・ユペール（マダム・コルベール）

ジェイソン・アイザックス（アーチー）

ランベール・ウィルソン（シャサーヌ侯爵）

アルバ・バチスタ（ナターシャ）

リュカ・ブラヴォー（アンドレ・フォーベル）

ローズ・ウイリアムズ（パメラ・ペンローズ）

エレン・トーマス（ヴァイ・バターフィールド）

2022/イギリス/115分

光る君へ　みております

道長…

さっきまでまひろと会ってたやんね

その足で倫子さんとこに行ったわけね

で、押し倒されたり押し倒したりｗｗ

道長のあほぉぉぉーーー、ゆるさんっ！

それにしても柄本佑がイケメン枠なのは

どうしてなの？

私の中では相変わらず白蛇はん（朝が来た）の

ままなんですけど・・・

藤原多すぎて名前覚えてるのが

道長と道兼と兼家しかわからんですｗ