もう一週間以上、秋晴れの毎日です。

 

ご近所にも秋が溢れていますが、この界隈には一本しかイチョウの木が見当たりません。昨年も書いたかもしれませんが、日本の鮮やかな紅葉のエッセンスの1つはイチョウの黄色だと思っています。

 

表の通りに出る度に見るイチョウも随分色づきました。残念ながら、雌雄両木はないので銀杏は落ちていません。でも、心踊る故郷を思える木です。

 

 

 

 

好きさ加減が目に余るのか、夫が庭に植えようか?と言ってくれました。でもイチョウは結構大きくなります。昨年3本の木を切り倒したばかり…植える場所もない。実のならない柿の木も大きく枝を伸ばしています。こちらは初夏に小さな花を沢山つけます。 切り倒すなんて、蜂さんに何と申しわけいたしましょう。

 

 

我が家の側の庭木です。モミジはとても人気があり、いく種類かを見かけます。この季節には欠かせない色合いですね。まだ、花も咲いています。秋晴れで、日が当たれば暑いくらいに感じる毎日です。

 

 

 

 

さて何故か娘にインド大使館から招待状が届きました。 平日の17:00からではとても行けないからと夫に手渡されました。 ちょっと興味があったので、電話してみましたらご夫妻でいらしてくださいとの事。しかし…娘はインドとは何の関係もありません。何年も前に渡航ビザを申請したくらいです。不思議ですが、好奇心にかられて行ってきました。芸術の秋だし〜

 

 

このほかに正式な招待状が同封されていました。

 

 

 

 

場所は大学内のホールです。そうそう、この大学にはインド・センターがあります。目印の国旗が立てられていましたが、サリーを着たご婦人達が歩いていて、間違える事なく到着しました。

 

 

 

 

何と今年はマハトマ・ガンディー氏の生誕150周年で、2年に渡って祝う予定だそうです。そして、彼の誕生日とされる10月2日は「国際非暴力デー」(2007年に国連で決議された)

 

 

 

 

この催しものは、インドとスイスの友好条約締結70周年にも当たる事もあり、「ヒマラヤとアルプスを結ぶ」という副題がついておりました。この催しは五都市で開かれるそうです。

 

まずは、ガンディー氏の生前も模様と功績についてのスライドで紹介がありました。

 

 

 

 

音声がなく、スライドを読むのはちょっと苦労しました。1931年の訪瑞の模様も纏められていました。

 

 

 

 

Sibi大使ご夫妻によるインド伝統の燭台点灯式が行われました。これはパーリ仏典では、灯は悟りの象徴と言われている事、インドでは光は良いエネルギーと思われている事などによると考えられるようです。人々の捧げる祈りは火を通して神々に運ばれ、神々の祝福も火を通して運ばれると言われます。

 

 

 

 

いよいよカタック舞踏団による古典舞踊が始まりました。カタックダンスとは、インドの四大古典舞踊の1つだそうです。流派が幾つかあると言うことです。カタックとは「語り部」を意味し、神話や抒情詩を身振り手振りで語っていたのが起源で、10世紀以降、宮廷でより一層洗練されヒンドゥ文化とペルシャ文化の融合により、現在の華やかで官能的なスタイルが出来上がったらしい。

 

 

 

 

神々を讃える賛歌や歌曲に合わせたゆっくりとした優雅な動きやリズミカルなフットワークと旋回によって構成されるそうです

 

 

 

 

裸足で床を打ち付ける音と、足首につけた100個以上の鈴の音が織りなすダイナミックなパターンに醍醐味でしたで、かなりの運動量と見ました。

 

総出演のフィナーレでした。

 

 

カタックダンスについて、以下のサイトから感謝して引用させていただきました。

http://www.geocities.jp/gangasangam/katthak.html

 

 

満員御礼とは言えない観客の数でしたが、写真でご覧の通り皆さん沢山の写真やビデオを撮っていらしゃいました。

 

私としては、カタックダンスも面白く、美しく着飾ったインドの方々を見るのも楽しい宵でした。

 

 

YouTubeから見た舞踏と1番近い映像を感謝してお借りいたしました。

https://youtu.be/0EDjlcRNQL8

 

 

長々とお付き合い感謝いたします。どうもありがとうございました。