11月20日はグリンコフ

の日と呼ばれているらしい。この日は私のペアスケート愛が止まった日でもある。

 

エカテリーナ・ゴルデーワとセルゲイ・グリンコフ、世界を魅了した稀代のペアだった。それまで、ペアに興味を抱かなかった私は心を鷲掴みにされ、恋した。とても可憐な、でも勝気そうなエカテリーナを包むように見守るセルゲイ…

 

カルガリーオリンピック金メダルに輝いた時は、エカテリーナは僅か16歳だった。このオリンピックには、Yuzuくんのコーチで大好きなブライアン・パパ(銀メダル)もトレーシー・ママ(銅メダル)そして伊藤みどりさん(5位)も出場している。そして、アイスダンスの金メダリストはナタリア・ベステミアノワとアンドレイ・ブキンだった。

 

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2人は1987年の世界選手権(ジュネーヴ)で金メダルを獲得して以来、アマチュア・プロを通して出場した31競技会で金(24)か銀を取った。今日に至るまで、間違いなく氷上における最高のペアスケーターと言われている。彼らのスケート技術は卓越していたし、4回転スプリットツイストリフトを行う数少ないスケーターだった。

 

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カルガリーオリンピックの後、スケートのパートナーだけでなくロマンスに発展。1991年4月20日(関係ないけど同じ結婚記念日!)政府公認結婚式と教会でも挙式した。

 

1990年にプロフェショナルに転向したが、スケート連盟の規定が変わり1994年のリレハンメルオリンピックに出場し金メダルを獲得した。

 

1995年11月20日、練習中に崩れ落ちたセルゲイは病院に運ばれたが、死亡した。心臓発作による享年28歳の早すぎる死だった。

 

エカテリーナはシングルスケーターに転向し、セルゲイに捧げる本「My Sergei :the Love Story」も上梓した。その後、セルゲイとの一粒ダリアのために「A Letter for Daria」も執筆・発行している。 

 

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現在までスケートを辞めることなく続け、時折その元気な姿を見ることができるのは嬉しい。2002年に長野オリンピック男子シングル金メダリスト、イリア・クーリックと再婚し、女児に恵まれた。 

 

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https://youtu.be/r7HWMnFXYho 2016年世界選手権におけるインタビュー

 

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