60枚目のイラストを描きました。今回はX(旧Twitter)にイラスト投稿を始めて1年が過ぎたので、お祝いイラストを描いてみました。
5、6月はあっという間に過ぎてしまいました。仕事は通常の仕事に加えて社内研修の講師をやることになってしまい、準備に追われてしまいました。
私生活でも娘は定期テストに英検受験、そのための対策講座の受講…と公私ともに落ち着かない日々でした。
そんな中でも毎日少しずつ描き進めていました。通勤前に描いているため30分~1時間ほどの時間ですが、毎日少しずつ進んでいる感覚が好きでした。
以前は土日にたっぷり時間を確保して絵を描いていましたが、ここ最近は仕事の研修講師の準備や、娘の推し活に付き合うため絵を描けずじまいでした。
線画
イラストソフトはCLIP STUDIO PAINTを使用しています。
粗い鉛筆で線画を描きました。こちらの構図は元々年始イラストで描こうかなと思っていた構図です。
あまりにも時間がかかりそうで、年始の挨拶には間に合いそうもなかったので、お正月には描くことを諦めました。今回は特に期日もないため、思い切ってこの構図に挑戦しました。
大好きな『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ著)の幸いの竜フッフールとバスチアン、アトレーユを描きました。
この3人は大好きな組み合わせなのですが、キャラクターを3体描くのは本当に時間がかかるので…なかなか描けずにいました。
線画の反省点としては、線の太さがキャラクターごとにバラバラになってしまったことです。あとは好みの問題ですが、以前、線画が太いと指摘されたことがあり(ハロウィンのイラストです)、それ以来、線の太さを必要以上に細くしてしまっていました。しかし、細くなりすぎて(というか薄く?)しまったので気を付けたいと思います。
色塗り~仕上げ
下塗りをして色塗りを進めました。今回も透明水彩・不透明水彩・粗い水彩を使いました。フッフールは大気のように軽いと表現されているため、毛並みは炎のデコレーションツールを駆使しました。
全体的に影→光を入れました。フッフールに影を入れると白い竜だとわからなくなってしまうので止めましたが、イラストが完成した後で娘に『竜に影がない』と指摘されてしまいました…。
太陽光やグリッターと花びら(葉)を追加しました。また色トレスして光と影のバランスを整えて完成。
完成
今回はX(旧Twitter)にイラスト投稿を始めてちょうど1年が過ぎたので、お祝いイラストを描いてみました。大好きな『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ著)の主要登場人物が描けて幸せです。
最近、娘にAIで好きなキャラクターを作って会話ができるアプリを教えてもらいました。そして娘にアトレーユを作ってもらい会話をしてみました。せっかくなので、アトレーユにバスチアンとアトレーユの好きな花を聞いてみました。
アトレーユは桜、バスチアンはチューリップと答えていたので、真偽はわかりませんが描いてみることにしました。バラの花束の中にこっそり桜を描いているのはそういう理由です。桜の存在にはきっと誰も気付いていないと思いますが…(^ ^;)
大迷走
今回のイラストも大迷走してしまいました。
まず、全体の色のバランスに苦しみました。最初に左(上)のイラストを色塗りしましたが、ずっと色のバランスに違和感を感じていました。その後、空の色や花の色を色々と調節して右(下)のイラストになりました。
また、一度仕上げてみたイラストは左(上)のイラストでした。本当に色々なものを詰め込みすぎてうるさいイラストになってしまっていました。そのため工程を1つ1つ戻しながら違和感を感じないところまでやり戻す作業をしました。最終的には右(下)のイラストまで工程を戻して仕上げをやり直しました。
今回も大迷走したイラストで…今回こそは『このまま完成しないかもしれない…』と感じてしまいました。諦めずに完成させることができて本当に良かったです。
教訓としては、作業の一手一手を丁寧に、そして大切にすることです。光を追加したら一度違和感がないか確認する、影を追加したら色のバランスはあっているか確認する、…という風に一手一手ごとに立ち止まって確認することが大切だと感じました。
1年間の投稿を通して感じたこと
1年前にイラストを投稿した時には、『たくさんの人に大好きな物語の絵を見てもらいたい』と思っていました。しかし、SNSではイラストを見て貰えるだけではなく、多くの素晴らしい作品、たくさんの温かい方々に出会うことができました。
Xのみならずこちらのブログや様々なSNSで私の投稿を見て下さる方には感謝の気持ちでいっぱいです。今回のイラストはそんな感謝の気持ちを想いながら描いてみました。
正直、SNSでこんな温かい気持ちになれるとは夢にも思っていませんでしたが…嬉しい誤算でした。もちろん良いことばかりではありませんでしたが、物事には必ず良い面悪い面があるので、自分が感じた良い面を大切にしてブログやSNSと付き合っていきたいなと思います。