さて、ENLの話を少し。ENLとは、English as a New Language の略(たしかそうです 笑)。以前は ESL(English as a Second Language)と言っていたそうですが、英語を学ぶのが第二言語としてではなく 第三言語やそれ以外の子もいるかららしいです。
上の子のENLの先生は、去年初日に泣いていた本人に付き添って、一日そばにいてくださった優しい先生。これは 今年度も変わりません。下の子の先生は、以前ブログでも紹介した厳しくも優しい年輩の先生だったのですが、なんと 辞められたそうで、今年度から新しい先生になりました。辞められたということをほとんどの親は知らなくて、「あの先生は、グランマみたいで とっても好きだったのに」って言っている方がたくさんいらっしゃいます。今度の先生は若い方ですけど、どんなでしょう。ドキドキ。
さて、ENLも対象の生徒は学年末に テストを受けていました。その結果が郵送されてきました。上の子は、5段階中上から二番目のレベル。このレベルだと、ENLの教室に 通常授業の教室から取り出しで教えてもらえる時間がないそうで、ENLの先生が 通常授業中に入ってきて、困っていたら助ける という形。しかし、クラスには ENLの対象の子が数人いるわけで、我が子が困っていることをつきっきりで教えてもらえるわけではない。… 思ったよりも 高いレベルの点が取れていましたが、そのために必要なサービスを受けられないのは困る!というわけで、ENLの先生と話し合って、上の子の実力だともう少しサポートが必要なので、ぜひぜひお願いします と、伝えてまいりました。
下の子は、上から三番目のレベル。あと数点で二番目のレベルだったのですが、これも我が子の実力としては、妥当なところ。かえって高いレベルに入らなくてよかった。授業でやっていることは 去年よりわかっているような感じがするものの、細かい言い回しや、先生にどういっていいかなどは まだまだ分かっていない様子ですから。ENLには、じっくりゆっくり通って、英語で生活するのに不安のないようになったらいいなと思います。
一方、日本で 外国語が母国語の生徒たちは、NYのような恵まれたサポートシステムがないと聞きました。NYでは、一番下のレベルの生徒(きたばかりの生徒)は、取り出しを週4時間、先生が授業に入って教えてくれるのを週4時間で計8時間、月に32時間位はENLのサポートがあります。それとは別に 放課後のプログラムで宿題を教えてくれるプログラムが期間限定で、週一回やることもあります。日本では、取り出しのみで 一カ月に数時間とか。そんなことでは、日本語での授業を理解することはおろか、日常生活を日本語で理解することすらむずかしいのではないでしょうか。そんな不安な毎日を 子どもたちが過ごしているなんて 本当に心が痛みます。子どもは、たいてい自分の意志ではなく 大人の都合で連れてこられているもの。グローバル化を進めようとしている日本でも もう少し サポートが増えたらいいのになあと思います。