【前回までのあらすじ】

臨月の妻と子どもを捨て、全財産を持って夜逃げした不倫夫。

妻の猛抗議で車を置いて行き、代わりにママチャリで現在生活中。


フクオは「車はすぐ返してもらえるし、さっさと離婚できるはず」と高を括っているようだが……?


前回はこちら↓







とりあえず来月の調停を前に、一部生活費が振り込まれました🙌🎊

フクオは既に「不貞行為」で有責配偶者(離婚原因を作った側)ではありますが、そこに生活費を払わないという「悪意の遺棄」が積み重なると、更に裁判で不利になると分かってる様子。


もう既に遅いけどな真顔




多分「そんなクズとはさっさと離婚しなよ」と言われると思うのですが、離婚したくないとかじゃなく、単純に今はまだ離婚しない方がフクオがこちらに払うお金が多くなるんですよね。


ここから、ちと専門的なお話📖

フクオが私達親子に払うべきお金は、

離婚前=妻と子の生活保障(婚姻費用)

離婚後=子の生活保障(養育費)のみ


うちの場合、この2つで10万円ほど差が出てきます。

さらに離婚原因を作った有責配偶者からは、原則として離婚請求できないため、夫が離婚したければ「相手に有利な条件を出して、離婚を認めてもらえるよう交渉する」しかありません。

これが弁護士さんから「離婚は急がなくていい」と言われた理由です。離婚不受理届も出しているため、フクオが勝手に離婚届を提出することもできません。



さらにさらに、

別居を10年以上すれば、有責配偶者から離婚請求できる場合もある。しかしそれは、小さい子どもがいない場合である。

まだ胎児の次男、10年後もまだ10歳……。

つまりフクオからの離婚請求は、10年経っても認められない可能性大です。


なので、妻子の生活費+家のローン+自分の生活費の三重苦は確定。こちらが離婚を突っぱねる限り、最低でも10年以上はこの極貧生活が続く……。



え、フクオの人生詰んでね?🙄



ろくに調べもせず、考えもせず、ただ「不倫がバレて肩身狭いし自由が効かないから」という理由で飛び出した夫……。

世間も法も、そんな勝手は許さないです凝視


こちらはまず母子の心身と生活基盤を整えて、それから離婚条件についてゆっくり考えたいと思いますふとん1ふとん3