2社目、パン屋(実家)
新卒で入ったパン屋でメンタルをボコボコにされた私は親に引っ張り出されるかたちで実家に帰る事になった。
最初の1ヶ月はメンタルを回復させるため、特になにもせずのんびり過ごした。
ゲームしたり、近所を散歩したりして過ごしていた。
友達や兄弟とも会ったりしたが皆心配してくれていて心が暖かくなった。
だいぶ調子も戻ってきたのでそろそろ働こうと決意し、両親と話して実家のパン屋で働く事になった。
実家のパン屋は1社目のパン屋に比べるとめちゃくちゃ緩かった。
仕事量も少ないしゆったり働けた。
だが仕事量が少なすぎて手が空いてしまいぼーっとする時間が増えてしまった。
見かねた母が「なにかしなさい」と言ってきたがそれができればとっくにやってる。
ここで1つプチ事件が起きる。
本当になにをすればいいのかわからず、父に「なにかすることありますか?」と聞いたところ返ってきた返事が
「そんなもん自分で考えろ」
この一言で私のメンタルはまた崩壊してしまった。
1ヶ月休んでたとはいえ、まだ強い言葉に対する免疫がうすかったのだ。
私は父が苦手だった。
高圧的な態度やぶっきらぼうなかんじが凄く嫌だった。
今現在もそうなのだが、私は高圧的な態度を取る人や、不機嫌そうな人が苦手だ。
もしかしたら、そんな苦手意識は父の影響だったのかもしれない。
そんなメンタル崩壊してしまった私はどうなってしまったかとゆうと
三日三晩食事をとらないとゆう行動にはしった。
なぜそんなことをしたかとゆうと
純粋に死にたいと思った。
でも自分で自分を傷つける勇気は無かったため、食事をとらなければ苦しまず死ねるのでは?と思い、そのうような行動をとった。
死にたかった。
家を継ぐため高い学費を親に出してもらい
下積みのため、新卒で入ったパン屋で失敗して
実家でも父から拒絶され
自分は果たして生きている意味があるのかな?
死にたいな
と思っていた。
つづく