こんにちはダニママです。
ちょっとご無沙汰気味です。
実は3連休のど真ん中に、ダニエルのじいやんが救急搬送され集中治療室(ICU)に。。
先にお伝えしますと、今日、ICUを出て個室でモニターされるまでに回復したので、ブログに書いてる次第です。今日までは怒涛のように時間が過ぎてくばかりで、パソコンも立ち上げる気持ちにもなれなかったので。。
先週に風邪っぽい症状だったけど週末に心臓の定期検査があったので、その時に診せて薬をもらってましたが、症状がひどくなる一方で、息ができないということで救急車を。。
そしたら肺が真っ白で、心筋梗塞から肺に血が溜まってるのか、菌やウイルスによる急性肺炎なのかわからず、でもコロナやインフルではなかったのでそのままICUで処置してもらってました。
ながーく待たされたのちに、お医者さんから言われたのが、年齢的に覚悟してください、連絡したい人がいたら今のうちに云々。。。 あと色々言われたけど、頭が真っ白に。
驚きや悲しさというより、まるで客観的というか医療ドラマを見てるような感覚でした。。
その日の夜に、自力呼吸は無理となり人工呼吸器に繋がれました。意識が戻らない(喉に管を入れたり体にチューブ入れたり苦痛なので、戻せない。)状態になり、年齢的にも体力的にもこのままか最悪になる状況で、恐怖しかなかったです。
翌朝にじいやんが50年以上お参りしている石切神社で祈祷してもらいお札をもらってきました。それをベッドのヘッドボードに(血がつく可能性があるので)看護師さんが袋に入れて吊ってくれました。
ICUだけど5分以内、1日合計2名までは部屋に入れるということで、コロナ渦でなくて本当に良かったと思いました。
幸運なことに、5日後に人工呼吸器の管も器官から抜くことができ、鼻から高酸素を取り組む処置に代わることができました。意識も戻ったし、こちらの言っていることも理解できるし、せん妄も出ませんでした。神様に本当に感謝です。
じいやんは昔から人のために生きてきたような人です。現役時代では会社や従業員のため、そして家族のため、ダニエルのこともずっとお世話してくれました。ここ数年はちょっと認知が出てきたばあやんのため。自分のために時間を使ったり、やりたいことやったりなんて全くない人でした。
だからここで人生終わったら、じいやんは自分の人生を送ってないじゃない、って思うと悲しさより怒りを感じるんです。そんな人生って、と恐怖でさえ感じました。年齢的に残された人生がたとえ短かろうとも、「自分のために自分の人生を過ごさなあかんやん! 今終わったらあかん!」って、ICUで意識のないじいやんに話してました。
それが今日は、24時間モニタリングの個室とはいえ、ICUを無事出ることができました。全面真っ白に写っていた肺のレントゲン写真も、白さがかなり薄まってました。驚きの回復のようです。
まだまだ時間はかかりそうですが、今日会った時に、まだ食事ができないと弱々しい声だけどしっかりぼやいてたから、とてもいい兆候ですよね。管を抜いたばかりで内臓も弱ってるから点滴で栄養をとる状況ですが、食欲が出てきたのは身体が生きると訴えてるわけですから。
もうすこし落ち着いたら、入院したらどんなことに困る? 病状にもよるかもですが、入院時に私物を持ち込めないとか、保険に入ってても適用されず自費になる処置とかetc.. 備忘録をして、じいやんが退院した時には、笑って話せるようになったらいいな。
(2017.6.1 ダニエル13才10ヶ月)
じいやん、まだこっちにきたらダメだよ。きたら噛みついて追い返すからね