あれから。。30年以上も前。我が家の先代犬ジョンが行方不明になったのは。
どんなに探しても、見つけてあげられなかった子。
時代が今なら、SNSできっと、見つけてあげられたはず。そう思うたびに申し訳なくて。一生背負っていく罪です。
そのジョンが、時空を超えて帰ってきました。
ダニエルの時にお世話になった羊毛フェルトのワンコ-Felting Dog
でジョンの製作をお願いしました。
驚くほど似ています。
ジョン、製作の順番が回ってくるまで1年近く待ったかな。待ったかいがありました。
この子がジョンです。
すごく変わった毛並みのミックス。
ダニエルとは正反対で、穏やかで人懐っこくて ^_^
ダニエルと一緒。時空を超えたツーショット。
今はおそらで一緒かな。
ジョンは、ボスの彼女にちょっかい出して良い仲になっちゃったもんだから、複数の取り巻き犬たちと決闘して左耳を噛まれ神経が切れちゃったんです。それから耳が立たなくなりました。ボスから彼女を奪ったんだから仕方ないか ^o^
時代ですよね。その昔、地方では野良ちゃんが普通にいましたもの。飼われているワンコも外飼い、部屋に入ってきたら追い出されてた時代でした。
今のように、おもちゃも、美味しいおやつもなかった。リードだって、実用性重視、可愛いものは犬種や個体の大きさによって、なんてなかったっけ。多分ほとんどのお家では単なる紐つけてただけ。。というよりノーリードでしたね。
時代とはいえ。。。
ダニエルのいた頃とは雲泥の差。
でもきっとわんこにとっては、そんなものに一喜一憂するわけではなく、大好きな飼い主さんや家族と一緒だっていうだけで幸せだったのでしょう。。と、思いたい。
ダニエルも、そうだった?
やっぱりほねっこと紗がないと嫌だって?
ジョンのバックスタイル。この毛並み、陽の光の当たり具合でいろんな色が浮かび上がるんですよ。
晴れた日には、ブルーシルバーのように白い毛の部分が見えるんですよ。
尻尾も胸の毛もふさふさ。
そっくり。
可愛いおチリ。
おかえりジョン。
会いたかった。
これからはずっと姉ちゃん(ジョンにはこう言ってた。)と一緒だよ。ダニエルとジョンと。
ずっとずっと一緒だからね。