その日は風が強かった.


少し寝坊しており、慌てて用意する私.


同ピットのhiitominからの電話で起きて必死に用意をする.


今日のタイムスケジュールはベリータイトだ.


それは知っていた.


だが不甲斐ない私は眠りこけていたのだ.


荷物満載のサンバーのアクセルを踏み込む.


重い…


しかも風が強く


気を抜くと二車線は吹き飛ばされる.


このままいくと予選は荒れそうだ.


予想は当たった.


茂木について車両を降ろしていると


大粒の雨が飛来した.


痛い


横殴りの激しい雨だ.


私の参加するGP-monoクラス.


今年から一層虐げられ出したJGP3(前GP125)と混走になる.


0620受付開始.


0630車検開始.


0700ライダーズミーティング


0800予選開始.


キチガイじみたスケジュールだ.


降り出した雨への対応で


タイヤ交換をする暇も無い.


しかし


ピットクルーのKAKI氏到着で少し余裕が出た.


タイヤ交換、ライミ、受付、車検をパラでなんとか終わらせ


いよいよ予選が始まる.


3月21日


茂木ロードレース選手権第1戦.




その日は風が強かった.











後藤値☆第一話