弁護士さんに入ってもらってからは

書面等々作成してもらったり

ややこしい話は間に入ってもらったりしたので

変に言いくるめられたり、

無駄な労力を費やすことはかなり減った。


それでも元旦那に理不尽に振り回されることもあったけど

その辺りも弁護士さんは私が冷静さを取り戻せるようにうまく立ち回ってくれて

すぐに落ち着くことが出来ていた。



今から思えば金銭面の不安があるにも関わらず

私は元旦那から養育費やらをたっぷりいただく

とかそういう思いはほぼなかったに等しい。


けど後々何かあっても対応できるように

公正証書だけ作っておかないといけない。

詳しく理解もしていないのにそう思っていた。



その後公正証書を作成して離婚届を出すまでに

明確に記憶に残っているのは

もっと努力しろと言われて

もういいです、はい。ってなったことだけで

他にこれといった記憶はない。



結局軽くオムツ代で消えるような額の養育費を受け取り、月2回の面会の機会を作る約束になった。



離婚成立した後、市役所の色々な課をぐるぐる回ることになった。

まあこれは仕方ない。



仕方ないけど。



元旦那が一緒について回ってきた。



…なぜついて来る…

お前と私はもう他人。



市役所のとある窓口の男性が言った。


離婚理由はDVではないですか?


…ハイ…


そう答えるしかなかった。

横に元旦那がいる状況で聞く?


DVです。

なんて言おうもんなら後で何を言われ何をされるかわからない。


背後にたたれるだけで殺されるんじゃ…と

恐怖を感じていた私が元旦那が横にいる状況で

そうです。なんて言えるわけない…


その時横にいる元旦那の顔も見ることができなかった。


ただ心臓と胸と脳がむゎっとした感じのまま手続きだけが進んでいった。