この前リペアの予約で
来られた
お客様からの
クレームというか
怒りというか。。。
以前、某有名?修理屋さんに
修理依頼したら
状態が悪くなって
かえってきた・・・
という
ありがちなお話です。
まぁー
いろいろ
ありますよね・・・
私の見解はこうです。
①リペアには
数学のように答えが必ずしも
ひとつでは無いものも多く存在しています。
教える人によって
考え方や
やり方が違うものがあるのも事実です。
②専門学校を卒業してリペアマンとして就職した場合
やはり教わった方法・考え方で
お客様に接してしまいがちです。
③習った数値と言う物は、あくまで『標準』と言う理解能力が欠けている。
結論は・・・
ギターは木で出来ている以上
人と同じで一本一本状態が違います。
ネックも1弦側と6弦側とでは
かかる力が全く違いますので
反り方も違います。
理想では、ネックは まっすぐの方が良いに決まっています。
しかし、この地球上に重力と言う物が存在する限り
そして、機械では無く人間がピッキングする限り
最後まで指板と平行に弦を振動させる事は不可能に近いのです。
また、弦のゲージ・テンションなどによっては
揺れ方が違いますので
ほんの少し
ネックを順ゾリにしてあげて
弦高で調整した方が鳴りが良くなるものもあります。
ピックアップの種類によっては
少し弦との距離を離してあげた方が
音がクリアーに出る物もあります。
このような事は
数多くの失敗や経験と勘
それを聞き分ける耳と感性が無いと出来ません。
これが
私の答えです。
今後とも
宜しくお願い致します☆
※次回の楽器修理納期は11月中旬予定になります。
◎お急ぎの方は、要相談にのります♪