般若心経を調べたら… | ☆GOMA Chan☆のブログ~ゆったり神社仏閣巡り

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どうぞヨロシク~(^-^)/


こんにちはニコニコ



昨日まではポカポカ暖かかったですが、
今日はかなり寒い🥶

でも休む家があって
暖がとれるのは有り難いこと



日々の日常がホントに
感謝感謝です🙏




(カフェで飲んでた水がとても美しく見えたので)





先日、川越喜多院で祈祷しました〜と書きました


実はお寺で正式にご祈祷してもらったのは
初めての体験だったなぁと

お坊さんが読む般若心経がとても心地良くて✨


帰宅した後に、以前に川越成田山写経した時に貰った紙を引っ張りだしてきました




すると何だか
この意味を知りたくなりました




数年前、これもまた何を思ったのか
般若心経のなぞり書きノートを購入してたのを思い出して探したら…

あった!あった!ひらめき





当時、途中までやって飽きてたらしい泣き笑い



あらためてノートを見返すと…
そこには一行一行、説明書きがされており

はじめはパラパラ〜と読んでたのですが
次第に夢中になり…


はじめて般若心経の意味がとても素晴らしいものだと気付きました✨



全て読み終わると胸があつくなるような
心にぐっとくるものがありまして


これは…

般若心経を覚えたい!!
いや!覚える!!と

そう自分に目標を立てました



すると今度は
般若心経はどうやって出来たのか?空海さん?
いや、違う中国またはお釈迦様だからインド?


どんどん気になりまして泣き笑い
気付いたらネットで調べてました(笑)


結局はお釈迦様なんだけど、
お釈迦様にはあまりピンとこなくて(失礼やろ💦)

それよりも私がもっとも興味を引いたのは…

西遊記に出てきた三蔵法師(玄奘三蔵)600年代からの時代

玄奘三蔵が、シルクロードを通ってインドへ行き16年もの歳月をかけて、インドから経典や仏像を持って帰還

その経典から漢文へ翻訳され中国・台湾・韓国・日本へ時代と共に翻訳されていく


うわー!!めっちゃ奥が深い!!✨


しかもしかも、

これ調べて初めて知ったんだけど、
実は三蔵法師の称号を授与された唯一の日本人僧がたった一人います


それが霊仙三蔵です。


実は、804年、第18次の遣唐使団の留学僧として
4隻立ての船団のうち…
【第1船には遣唐使と空海
【第2船には遣唐副使と最澄、そして霊仙】が
乗船しています

結果的には、2隻だけが入唐を果たしてるのです


当時の航海がどれほど危険だったか…
それは鑑真さんを知ってる人ならよくご存知のはず…悲しい
(鑑真さんもホントに素晴らしい人です)


話し戻りますと、この霊仙は梵語(サンスクリット語)の修学に励み、810年に当時の皇帝の命により
サンスクリット語のお経を漢字に翻訳するのです

そうして完成したのが
『大乗本生心地観経』

この功績によって霊仙は三蔵法師の称号を皇帝より賜ったのです!


ただ、、


ただ…!! 


とても悲しいことに…悲しい



目的を果たした空海、最澄は無事帰国することが出来たのですが、霊仙は…


皇帝に才能を認められ重用とされたため、
日本へ帰国することは許されず


祖国の土を踏むことはありませんでした…


仏教を篤く庇護した皇帝は
反仏派により暗殺されてしまいます

身の危険を感じた霊仙は、長く住んだ地を離れ、
五台山へ隠棲しましたが、827年に毒殺され亡くなったのです


きっと、日本に帰国してたら
日本仏教はもっと変わってたのかもしれません悲しい


ちなみに… あの有名な円仁(のち慈覚大師)は838年に遣唐船へ渡海してるんですが、霊仙を探し、行き着いたのが霊仙が最後に居た五台山

そこで亡くなったことを知ったとのことでした…





あまり知られていない霊仙三蔵

ホントにすごいお方だったのです、



実は霊仙が翻訳した『大乗本生心地観経』が
なんと!あの石山寺で発見され、その巻末に
「霊泉寺日本国沙門霊仙筆受并譯語」とあり

霊仙がサンスクリット語を聞き取り、漢語に翻訳したことがはっきりと残っていたのでした!


きっと…
これを調べて思ったんだけど

円仁が亡き霊仙の書物を石山寺へ保管したのかなぁと

なんとなくそう思えたのでした悲しい
(霊仙を尊敬してたのかも…)

私はこの話がとても悲しく切なくて、印象的でした



よくよく思い返してみたら…



川越喜多院って


円仁(慈覚大師)によって創建されたお寺だった!!




あれ、

あれれ?



ご祈祷を受けたことによって、
私の魂がここに呼応したのかもしれません泣き笑い



なるほど、、




そういう事だったのか(笑)





(お正月の喜多院✨)




般若心経を調べてたら三蔵法師になり
三蔵法師を調べてたら霊仙三蔵になり
霊仙三蔵を調べてたら円仁になり
円仁を調べてたら川越喜多院という…(笑)



もしかしたら私にとって
ご縁が深かったのかもしれません泣き笑い


何十年も近くに住んでて気づきませんでしたww


実は今勤めてる会社、
実は滋賀県に本社があるんです

滋賀県って比叡山(天台宗)ですよね?

もともと大阿闍梨、酒井雄哉さんの千日回峰の本は何度も読んでいて いつかは比叡山行きたいなぁと思ってました

これも偶然だとは思いますが
勤め先の本社が滋賀県琵琶湖の近くとは…泣き笑い



話し戻って

のち、こちらの川越喜多院には天海さんもおりますが
天海さんが残した言葉が今でも私の『大切ノート』に書き残してます


気は長く

勤めは堅く

色うすく


食は細くして

心広かれ



この言葉がとても印象的でした








心に残ること

気になること

追求したら もしかしたら


何か自分との繋がりが見つかるかもしれません





そして今夜は大河ドラマの
光る君への再放送を観たいと思いますニコニコ


全く見る気では無かったのですが
職場の人にすすめられました(笑)

話をきいちゃうと、また気になりまして泣き笑い

とりあえず観てみよう✨




今日はそんな歴史のお話でした
ではでは(^^)/✨✨