【はじめに競馬の話】
競走馬のロンが屈腱炎を再発し引退となりました世代としてはスターズオンアースと同世代です。新馬から勝ち上がっていった時は野路菊ステークスを勝ち上がった時はオークス、秋華賞と先が楽しみでしたが、屈腱炎を発症。一年半の休養を経て初戦2着となりましたが再び休養へ。そして再始動にむけている間、屈腱炎の再発となってしまいました。怪我になかされ続けてしまいましたね
繁殖入りするので仔に夢を託したいと思います。丈夫な仔に恵まれますように
元気でね
そして、アーモンドアイの初仔の名前が発表されましたね。アロンズロッドだそうです^ ^かっこいい名前!
色々と期待してしまいますが、そっと胸に秘めてまずは順調にデビューに向けて頑張って欲しいですね
【馬事公苑】
競馬の話が続いているので乗馬の話もしたいと思います
世田谷にある馬事公苑ここは馬術の聖地といってもいい場所です
最寄り駅は東急田園都市線の桜新町駅もしくは用賀駅になります。
近いのは若干桜新町駅ですが(今回はこちらで降りました)、用賀駅からですと歩道に馬の蹄跡のデザインが馬事公苑まで続いていて迷わず楽しいです(※今も変わってなければですが…)
国際試合が出来るよう国際基準に合わせて長い間改修にはいっていました。※東京オリンピックはこちらで開催してます
昨年、11月にリニューアルオープンしたのでどんな感じになったのかな?と気になっていたのですが(プレオープンのイベントに訪れた方からはかなり変わったと聞いてました)
昨年の12月にOBの先輩から「東京に会議に行くついでに午前中、せっかくだから馬事公苑見に行こうと思ってるけど一緒に行かない?」とお誘いを受けたので一緒に観に行ってきました。
先輩に会うのもコロナ禍以前ですので数年ぶりになりますね。
軽く互いの近況報告してからはとにかく馬トーク
乗馬乗りも2パターンいまして、競馬の事は全然わからないという人と競馬も乗用馬の話もいける人がいます。先輩は後者ですので乗馬トークから競馬トーク、馬具についてや審判のジャッジについて等色んな馬話をしながら新しい馬事公苑を見学してました
【全体見取り図】
※場内の看板撮るの忘れたのでHPからお借りしましたm(_ _)m✨
正門です
この辺は昔の名残がありますね
正門を振り返ると、銀杏並木ここも変わってません。冬なのでさっぱりしてますが銀杏の季節は綺麗ですよ
ちなみにこの道をまっすぐ抜けて左手にあるビル内にはCAVALLOという馬具専門店があります。人間が身につけるヘルメット、グローブ、キュロット等はもちろんの事。馬の頭絡、無口、ゼッケンなどあらゆるものがあります。
競技会で遠征した際は、かなりお世話になってました。自分の目で選べるのが楽しい「相棒」ちゃん
の無口とイヤーネット等もこちらで購入しました。私の1番気にっているキュロットもココで試着して買ったものです。時々セールで掘り出し物にも出会えます、笑
正門出て右に行くとHORSYという別の馬具専門店があります。馬の街らしいですね
馬具店はみているだけでも楽しいです。ブラシやケア用品も取り揃えてます。
入場してみると…以前はグラスアリーナだった場所が原っぱになって保育園児達が先生と遊んでました
水飲み場も馬型になってたりします
こちらはメインアリーナ
反対側から見たメインアリーナです
実は翌日が大会を控えているので既に準備に入っているようです
こちらは練習馬場(手前A、奥Bスクエア)。練習の邪魔してはいけないと思ってあえて馬は写してませんが、大きく変わったのが敷いてある砂ですね足音が全然しないのですよ
すごく驚きました
相当拘ってクッション性を追求している事が伺えます。
以前と大きく変わっている点は、今までは厩舎と覆い馬場(インドアアリーナ)は地下馬道をとおった南エリアにあったのが、全てこちらのメインエリアにきた事ですね。
南エリアは完全に関係者のみ立ち入り禁止エリアと先輩が言ってました。
あと、ウォーミングマシンも完備したみたいですね
厩舎付近の覆い馬場の練習をひっそり見守りつつ、知り合いが大会に出るので顔出そうと探したのですが、まだ到着してませんでした😅遅れているようです。
顔見知りの方にあったのでご挨拶。他所の馬が顔出してくるので、めちゃ可愛いんですが触りたいのをグッと我慢。人様の馬触って何かあったらいけませんからね。
厩舎も馬栓棒から横開き扉に変わって、チップになってました。
新しい手入れ場を見て私と先輩が同時に思った事
「「…手入れ場の柵、低くない?」」
馬が入ってない状態且つ太いパイプでできているからか低く見えます🤔後ろもないので不思議な感じです
回転させるのではなく後ろからも入れられる様にって事なんでしょうか
世界基準だとこうなるんですかね?
私「蹴っぱねて柵に脚かからないんですかね?」
先輩「なっ!全国まで来て悪さする馬はいねぇのかな?うちには怪しいのいっけど」
実際、利用している訳でないのでどんな感じか気になりますね。使ってみたい所です
移動しましてクロスカントリー用のエリアを見に行きました。地図で言うと走路を横切って道なりに進んだ森の裏、辺りですね。
昔の名残のクロカンのコース。緑コーン内に砂を引いて立ち入り禁止にしているのでクロスカントリーで使う様ですね
大会前日ということもあって放牧しているポニーなどはいませんでしたが、所々放牧場があって色々な説明看板がありましたよ
あまり馬に詳しくないっていう方にも興味を持ってもらえる取り組みが伺えます
多くの馬乗りにとって大切な場所。愛馬碑、および馬頭観音です。
以前の場所から移動して中心部の森の一角になりましたね
この日もどなたかの愛馬の写真が飾られていました。お参りにいらっしゃっているのでしょうか
馬という大型動物と関わっている以上、特に競技会の様に輸送してきているならなおさらですが、どんなに気をつけていても疾病や怪我をして亡くなる事になる可能性はあります。そしてその亡骸は連れて帰る事はできないのです。その様な馬達は愛馬碑に祀られています。私の母校の馬もここで眠っています。
うちの母校は歴史あるといえば聞こえがよろしいですが、とにかく古いので体質もかなり古かったです。それでも在籍時には昔よりマシになってると言われましたが…代々色んな事を改革しながら進んできました
しかしながら伝統で受け継いできた愛馬碑や馬頭観音に対する考え方は残していって欲しい事のひとつに入ってます。
その伝統とは…まず輸送で到着したら遠征中は全て馬中心に回っていきますので、馬の状態を確認して引き運動、世話を済ませたら来れる人は全員でこちらに来ます。(この時来れなかった人は別のタイミングでいきます)そして眠っている馬達と馬頭観音挨拶へむけて挨拶と遠征に連れてきた馬達の安全を祈願して黙祷を捧げます。
お供えものに人参やりんご、角砂糖を持っていきます。そして黙祷後、供え物を持ち帰って連れてきた馬達に分け与えます。
大会終了後の輸送前にも馬を積み込む前に、こちらに来て大会の無事終了の報告と感謝を伝えに挨拶をしに黙祷を捧げていました。
自分自身も後輩に伝えていったつもりです。
昨今の世の中、合理的を求めて色々省かれていく事も多いでしょうが、なんといえばいいんですかねぇ…上手く伝えられませんが命に対する尊敬と感謝の念を大切にしている伝統。
卒業してかなりの年月が経つのでもうわかりませんが、引き継いでくれている事を願います。
話を馬事公苑巡りにお戻します。
こちらは森の遊歩道から写した写真です。手前下がクロカン用の走路。奥に見えるのがメインアリーナですね。
手前の走路は昔よりも幾分狭くなった気がします。結構、木を切った様なのでこんなに森って小さかったかなと感じました。
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