2023年は数々の思い入れのある馬達が引退していきましたね…月日の流れと共に仕方のない事ですが寂しくもありますね^^;
思い出のある馬達はたくさんいます。全頭描きたい所ですが、限りがあるので厳選して昨年からちょっとずつ描きました_φ(・_・
まずはマイル路線を引っ張ってくれた2頭、シュネルマイスターとソングライン
最初は別々に描こうと思ってましたが、路線も同じなので良く一緒に走っているイメージです。なので、21‘NHKマイルCの直線の攻防を描きました。
・シュネルマイスター
G1勝ちは惜しくも21‘NHKマイルCの1つとなりましたが、マイル路線で善戦して、マイル界をけん引していってくれていました。
今後は社台スタリオンで種牡馬入りとなります。
父:Kingmanと魅力的な血統で、配合のし易さを考えるとたくさんの可能性を秘めた馬ですね。
キンカメ、ディープ系の牝馬に合わせられるのが大きいです。4代前にはDanzig,Gone West,ダンシンググレーヴとクロスの発生させ易い血を受け継いでいるのも見どころですね。ミスプロとノーザンダンサーは入ってますが5代前ですし、何よりヘイロー持ちでないのが大きいと思います。どんな仔が誕生するか楽しみです。本人自身はマイルで活躍しましたが、血統見ると配合次第では距離がもう少し伸びても可能な感じもします。
第二の馬生ガンバレ
・ソングライン
G1勝ちは22‘23’安田記念、23‘ヴィクトリアマイルとまさにマイルの女王!素晴らしい実績を抱えて帰郷し繁殖牝馬となりました。
父:キズナ 母ルミナスパレード(母父:シンボリクリスエス)の血統です。女の子ですが、現状キズナ産駒の中で1番実績を残したのではないでしょうか。本人自身がサンデーサイレンスの3×4のクロス持ちなので、お相手が誰になるのか中々興味深いです。すごーく個人的な考えですがルーラーシップのファンだったのでルーラー(キンカメ持ち、非サンデー)試して欲しいなぁ〜と密かに願ってたりするんですけれどね(笑) 社台で昨シーズンまで力を入れてたモルタル君になるのでしょうかね?
他のママ馬達と仲良く元気に長生きしてね。
・ヴェラアズール
ジャパンC後に屈腱炎が判明して残念ながら引退となりました。足元に不安を抱えてた中、ダートで大事に大事に使っていき、晴れて芝の主に2400mの舞台で活躍を見せてくれてましたね。そして22‘ジャパンCを待望の勝利。渡辺黛彦厩舎に待望のG1勝利をもたらしてくれました渡辺調教師は現役時代も知っているだけにより一層嬉しかったですね
父エイシンフラッシュを彷彿させる走りでした優駿Sで種牡馬入り出来たようです。怪我を治してエイシンフラッシュの血を繋いでいってもらいたいですね。日高を引っ張る一頭として第二の馬生、幸あれ
・ウインマイティー
・ウインマリリン
好きな2頭です
ウインマイティーはG1にこそ手が届きませんでしたが、G3の22‘マーメイドSで重賞勝ちをおさめました。中距離路線の重賞の舞台で頑張ってましたね。芦毛の馬体なので出てくると目立つので目で追いたくなります
父ゴールドシップ母アオバコリン(母父カコイーシーズ)の血統でニックスです。幅広い配合が考えられて楽しみです
ウインマリリンは複数の重賞勝利の他G1香港ヴァースを勝利しました。マイティーと同じく中距離路線で好走してましたね。顔がまた可愛い
こちらは父スクリーンヒーロー。Danzig,ノーザンダンサー、ヘイロー、ヘイルトゥーリーズンと濃くはなりませんが結構なクロス持ち。血統にミスプロも入ってますね。2頭ともコスモヴューファームに帰り繁殖入りします。
いいママになって元気でね♪
何度も描かせてもらったので今回は描きませんでしたが
イクイノックスとタイトルホルダーも引退しましたね
ジャパンCの時の集合絵のデータが残ってるので編集して載せときます
・タイトルホルダー
21‘菊花賞、22’天皇賞春、22‘宝塚記念を勝利しました。中距離の宝塚を取れた事が彼の種牡馬としての未来に向けてとても大きいですね
逃げて、更に後続を突き放す走りでたくさんのファンに愛された馬だと思います。そして横山和生騎手にとっても騎手人生において忘れられない存在になったのではないでしょうか
父ドゥラメンテ母メーヴェ。キンカメ系のお嬢さんは近すぎてつけられないですが、3代前にサンデーサイレンスを持ちます。ここを上手く活用していきたいですね。
レックススタッドで種牡馬入りとの事。日高の星として期待がかかりますね。第二の馬生ガンバレ何より、元気に長生きしてね
・イクイノックス
クラシック春の時点では惜しい2着がつつきましたが、22‘天皇賞秋を皮切りに22‘有馬記念、23’ドバイシーマ、23‘宝塚記念、23’天皇賞秋、23‘ジャパンCと進撃していきました
かつてのひ弱な天才少年がこうも逞しくなったとしみじみ感じました反面、あまりの異次元の走りっぷりに脚が持つのか心配になりました。引退は寂しいけれど無事引退出来たことにホッとしてもいます。
ちょっと話は逸れますが…私はイクイノックスとドウデュースどちらも2歳時からずっとファンですなので片方の一部の過激なファン同士で争っているのを目にすると残念な気持ちになります。強い馬が勝つのではなく、勝った馬が強いのです。どっちも立派な馬じゃないですか褒めるのに片方を貶す必要はないと思ってます。
これはどの馬にも当てはまると思います。その時勝った馬を褒めるのに他馬や過去の馬を下げる必要はないです。
馬自身も、厩舎陣営も騎手も皆、文字通り一生懸命頑張っているのですから
イクイノックスは社台スタリオン入り。父:キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)。こちらも3代前にサンデーサイレンスを持ってますのでサンデーの3×4を作り易いのではないでしょうか。体質もありますしバランスのいい馬体してるのでニックスの仔も見たいものです。
馬房は今キタサンブラックの真正面父子とは理解してないですが親子で写るとなんだかうれしくなりますね^ ^
元気でね!まずはしっかり食べるように
その他全ての引退馬に触れていけないのは残念ですが…
・ルビーカサブランカ
・スルーセブンシーズ
・ジュラルディーナ
・ホウオウエミーズ
・イズジョーノキセキ
・モンファボリ
・ブッチーニ
・ミヤマザクラ
が引退していきました。皆それぞれ母となるべく繁殖入りします
・ダノンザキッド→ビッグレッドファーム
※キッドとても好きなんですよねぇ〜描いとけば良かった
・ピクシーナイト→ブリーダーズSS
・グレナディアガーズ→社台スタリオン
・カフェファラオ→アロースタッド
・テーオーケインズ→アロースタッド
・ブラヴァスはアルゼンチンで種牡馬入り。
・レッドジェニアル
・サトノルークス
は乗馬として第二の馬生を送ります。新たな練習ガンバレ!
それぞれの掴んだ第二の馬生に幸あれ
そして、ターフを去ったヒーローは騎手にも居ます
松田大作騎手が静かにステッキを置きました。急な事でとても驚きました。
柴山雄一騎手は調教助手へ、田中勝春騎手は調教師の道へそれぞれ進んでいきます。
引退当日、田中勝春騎手は2勝をあげましたYouTubeで引退式の模様を公式が上げてくれてましたが相変わらずのカッチースマイルとキラリと光る涙が印象的でした。また、現地ファンが上げてくれてる映像にはデムーロ騎手が自分の頭を指差しながら近づいていって、勝春騎手がデムーロの首を抱えて頭をパシパシしながらコミカルにパドックを回ってる姿が微笑ましかったです(ネオユニバースとサクラプレジデントの件のお返し)
知ってる騎手が続々と引退していくのは仕方ない事ですが、寂しいですね…
そして花束を渡す側💐に居る柴田善臣騎手、武豊騎手が凄い!
皆さん、騎手生活お疲れ様でした!それぞれの騎手のセカンドステップが充実していく事を願います