2019年030号

いらっしゃい こんちわ!ゴロンボです!
オイラは介護福祉士ですが、介護する目線でお話します。
男性介護士と女性介護士では、介助の観点がかなり違います。当然介護基本を体得してが前提になりますが。
男性介護士は、最終的に要介護者がケガ無く介助できれば、数通りの介助方法を使ってもかまわない、という考えが多いようです。
しかし女性介護士は、基本通り介助する事を目的にしていて、後輩に教える時も基本通りから逸脱すると90%は注意します。
着看脱健という基本が介護にはあります。要介護者の更衣で着衣時は麻痺している側から、脱衣時は麻痺していない側からという意味です。具体的に例えば脳梗塞か何かで左半身に麻痺があるとしますと、上衣の着衣は左腕から介助し、脱衣は右腕から行います。
女性介護士はこの基本に忠実なのですが、忠実過ぎて要介護者が右腕から袖を通したくても、強引に左腕から行ったりします。
男性介護士は、ケガ無く安全に更衣できればいいので、無頓着に左腕から袖を通そうとする場合もあります。
↑は車椅子へ移乗するのか、ベッドへ移乗するのかわかりませんが、こんな介助方法はありません。移乗の場合は介護士は要介護者に体を密着させますし、立ち上がる場合でも座る場合でも非介護者の手の位置は介護士の肘上になりますので、このような介助はありません。
↑は車椅子のひじ当てを外してあげないと手前のベッドにはいけません。腰を落とさないと腰痛になります。
オムツのしかたも男性介護士と女性介護士では多少違います。
↑はオムツをつける練習ですが、オムツにかんしては、比較的女性介護士より男性介護士がキッチリつけます。
介護は比較的女性上位の現場ですが、総合的にみると女性より男性向きの仕事だと思います。

今日も読んでいただきありがとうございましたありがとう(男)
ゴロンボ